ミャンマー人もびっくり 水をかけたから?スクデットを逃したロ-マの悲劇
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週末に都内木場公園で催されたミャンマーの新年を祝う水かけ祭り。2016年5月セリエA最終節、サンシ-ロでのACミラン対ローマ戦では四試合ぶりのフル出場となった本田に地元メディアから浴びせられたのは水ではなく酷評。二度の決定機を逃し戦犯扱いされた。一方ストロートマンが絶妙なル-プのスル-パスで先制点をアシスト。1-3で勝利したロ-マはCLプレーオフの権利を、七位でフィニッシュのミランは欧州への舞台までたどり着けなかった。
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写真は2016年のセリエA開幕戦。ASロ-マの背番号六は白い主将章を巻いてのプレー。臙脂のウェアを着たストロートマンを初めてカメラに収めたのがこのウディネーゼ戦。完全復活を果たしたこの年の師走13日第16節オリンピコで二位ロ-マは三位ミランと対戦する。一点のビハインドでゴ-ルを割れずにいたミランは残り六分で最後の切り札本田をピッチに送り出しても時既に遅し。四月のローマ·デルビーに敗れ逆転優勝が遠のいたローマに追い討ちをかけたのがスポーツ裁判所の判定。相手選手に水をかけたとしてストロートマンに二試合出場停止の処分が下され大騒ぎに。 何故ならば5月7日にアウェイでの同勝ち点で二位に並ぶミランとの試合、続く首位ユヴェントス戦と寄によって天王山連戦をストロートマン抜きで戦い結果ユ-ヴェの六連覇を許している。
ミャンマーでは相手の悩みや苦しみを取り除く思いやりの行為で水をかけるからカトリックの総本山を囲むロ-マでも「これは仏教的な浄化の儀式だ!」と主張するべきだったか。
本田はシ-ズン終了後メキシコリーガMXの強豪パチューカへと移籍しているから両者が対峙することはなくストロートマンが引退したのは一昨年。
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ここからはIOCのお偉いさんには是非読んでいただきたい。’92年にU23の年齢制限を五輪男子サッカーに取り入れたが最早時代に即わない。今や二十三歳は、若手ではなく中堅。そもそもこのU23は’78年から開催されていたUEFA主催のU-21欧州選手権をパクったアイディア。若手に国際経験を積ませる場として位置づける事は間違っていない。オリンピックの理念が、青少年の育成と発展を掲げているのだから原点回帰。しかし舌の根も乾かぬ次の’96年大会から興業として盛り上げるためのオーバーエイジ枠を採用だから開いた口が塞がらない。金儲けの為五輪プロ化の流れは、何にも変わっていなかった。
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五輪サッカー男子の新レギュラレーションを提案 国内でプレーする自国選手で代表を構成すべし
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さて開き直ってWCとの差別化をいかに図るべきか。興行としてどう盛り上げるのか。全然難しくはない。おそらく最も適したフォーマットは年齢関係なく国内でプレーしている選手のみに参加資格を与えることだろう。若手の国際経験を重視するならば最低三名の十代選手の縛りを設けても面白い。オ-バ-エイジならぬアンダーエイジである。
欧州·南米は今更述べる必要もないが、北中米カリブのアメリカ合衆国のMLSは1996年に開幕して以来堅実に発展しており、我々の知らない素晴らしい選手がいるはず。メキシコもリーガMXのレベルは高い。アフリカに目を向けると、モロッコとエジプトの北アフリカ勢の活躍が記憶に残る。FIFAクラブワールドカップで過去四回3位のアルアハリが牽引するエジプト·プレミアリーグはIFFHSの評価ランキングでも高い。同リーグに続くのがモロッコ、チェニジア。米と同じく’96年創立の南アフリカプレミアリーグが三強に続く。アジアでは、2007年から世界基準を取り入れ総当りのリーグへと転換したサウジアラビアのリーグがアジア最高の十三位。カタールでアルゼンチン代表にジャイキリをかましたチームは記憶に新しい。この国の選手は自国の金満リーグを出ることはないから、A代表がそのまま五輪代表にシフトされる。
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2022年WCの豪州代表26人中8人が自国リーグの選手だったから日本よりも多い。2005年8月に本格的プロリーグが開幕。ニューカッスルが二十歳前後のAリーグ選抜に8-0と完膚なきまでに叩きのめされたのは二年前。プレミアリーグ終了直後で最悪のコンディションは容易に想像できるが、豪州の国内レベルが侮れない事を証明した。イランも国内にタレントを抱えている。