コラム

Foot ball Drunker〔174〕visiting『Loftus Road』ロンド / イングランド

ロンドンの日本人対決で思い出した都内区役所◇◇◇◇地方から初めて上京した方が品川区役所に行こうと思って品川駅で下車したらで50分は歩く羽目に。距離は3キロ以上ある。何故ならば品川駅は品川区ではなく港区にあるのだから。ちなみに目黒駅は品川区にある。似たようなことはロンドンでも起こり得る。先週17日のカラバオ杯は日本人対決とあって、クリスタ

Foot ball Drunker〔173〕visiting『Stelios Kyriakides Stadium』パフォス / キプロス

女神生誕伝説の地にも建てられたスタジアム◇◇◇◇山内光枝:Terue Yamauchi【1982年生】氏の個展『泡ひとつよりうまれきし』が本日(23日)終了する。会場は長崎県の対馬博物館。2006年ロンドンから帰国。海に生きる人々をフォ-カスし素潜りで水中を撮影する独自のスタイル。'15年からはフィリピンに滞在するなどアジア海域で活動していたア-ティストがキプロスのパフォスで個展

Foot ball Drunker〔172〕visiting『Stadion FK Viktoria Žižkov』プラハ / チェコ

ブロウチェク氏とテレビ塔◇◇◇チェコを代表する音楽家レオシュ·ヤナーチェク:Leoš Janáček【1854年7月3日生-1928年8月12日没】の生誕170周年に当たる本年。代表曲の歌劇『ブロウチェク氏の月への旅』はビール好きの酔っ払いオヤジが月に住む芸術家と絡むストーリー。たしか設定はプラハ城を囲む丘の上周辺=フラッチャニにある居酒屋。初公演も1881年完成のプラハ国民劇場。

Foot ball Drunker〔171〕visiting 『Nagyerdei Stadion』デブレツェン / ハンガリ-

東の旧都 プロテスタントと学生の街を歩く◇◇◇◇ハンガリー第二の都市でも人口は20万人強。19世紀半の戦時下では僅かな間ながら首都として機能したデブレツェン。行き交うのは国内最古の高等教育機関として名高いデブレツェン大学の学生達。彼らにとっては住みやすい街。個人的に欧州の首都で最も治安が悪いと感じたのがブカレスト。ルーマニア国境まで30キロに位置するものの清潔で落ち着きがあり、

Foot ball Drunker〔170〕visiting 『Elindus Arena 』ワレヘム / ベルギー

虹のスタジアムで躍動したヤーパン◇◇◇◇オリンピックに始まりタスキを引き継いだパラリンピックも無事閉幕。五輪の音楽といえばゆず。新曲『図鑑』がオンエアされたのは7月12日。2004年のアテネ五輪の『栄光の架け橋』、数々の名曲が選手たちの背中を押してきた。中でも個人的に傑作と思うのがバンクーバー五輪で披露され『虹』「超えて 超えて 超えて」と伸びのある高音でハモるサビを初めて耳にした

Foot ball Drunker〔169〕visiting 『 Stade départemental Yves-du-Manoir 』コロンブ / フランス

競技会場は 観光名所揃いの五輪とパラリン ◇◇◇◇ シャルルドゴール空港から羽田空港への直行便。現在は第三だけでなく第二ターミナルにも国際線が到着するほど。交通アクセスを考えれば、今後都民や神奈川県民の利用頻度は高まる一方。パリからメダリスト達の帰国が続いたのは先週まで。現在は障がい者アスリートが奮闘中。TVを見る時間も習慣もない

Foot ball Drunker〔168〕visiting『 Grigoris Lamprakis Kallithea Municipal Stadium』アテネ / ギリシャ

イブ·モンタンが名脇役に徹した二作品 ◇◇◇◇冒頭にパリと五輪の話題にふれるのも残り僅か。各国のアスリ-ト達は花の都で完全燃焼できているだろうか。『パリは燃えているか』と聞いて、1966年の米仏合作映画を思い浮かべる方は其れなりの映画通。若き日のフランシス·コッポラ:Francis Ford Coppola【1939年4月7日生】

Foot ball Drunker〔167〕visiting『Arena Khimki 』ヒムキ / ロシア

世界の1/3がシベリアに眠る輝きの原石◇◇◇◇ロシアのウクライナ侵略から二年半が経過しても一向に収まる気配はない。今更ながら思い知らさせるのは天然鉱物資源を有する巨大国家の経済力。戦後、国民の労働力で復興した我が国とは根幹からして異なる。日本国内では石油=中東アラブの印象が強いかもしれないが、生産・輸出共にサウジアラビアを上回る。ちょっと意外な気もするのはダイヤモンド。エドワード·

Foot ball Drunker〔166〕visiting『 Mestský štadión Pezinok』ペジノク / スロバキア

小カルパチアのワイン街道◇◇◇◇◇荒木飛呂彦:Hirohiko Araki【1960年6月7日生】氏の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』シリ-ズの第9部が昨年連載開始。JR大阪駅西側エリアには、パブリックアート作品が設営されたのは今夏七月末日。実際同時代を生きた日本人芸術家では三本の指に間違いなく入る荒木先生。下写真筆者の隣にはジャン=リュック·マルティネス:Jean-Luc Mar

Foot ball Drunker〔165〕visiting 『MCH Arena』ヘアミング / デンマーク

風車の国オランダと森と湖のデンマークは仲良し◇◇◇◇オランダ、デンマーク両国からアメリカ製F16戦闘機のウクライナへの供与が今夏実現。四月には独製戦車レオパルト:Leopard2を共同購入し無償で供与も発表された。写真はロ-マで撮影したオランダビ-ルの空き缶で作られた戦闘機。なかなかの出来栄えに膝を打つ。

Foot ball Drunker〔164〕visiting 『Beşiktaş Park』イスタンブール / トルコ

三月の大地震と五月のカップ戦制覇 十一年の十一日◇◇◇◇◇自宅にネットもTVもない生活だから、NHKが「南海トラフ『巨大地震注意』」のテロップを五日間も出し続けていたと昨日知った。感染症拡大以外で渡欧を控えたのは2011年。・・この年支援ボランティアで訪問した宮城県内道中、撮影した写真。11日当日は徒歩10分もかからない息子の小学校に足を運んでから、家内を迎えに浦安から千葉市駅前ま

Foot ball Drunker〔163〕visiting 『Arena Garibaldi / Stadio Romeo Anconetani』ピサ / イタリア

兄弟デルビーが実現  斜塔の街の記憶を掘り起こす◇◇◇◇今月3日に行われたプレシーズンマッチ。『ピッポ&シモーネのインザーギ兄弟対決!ピサ×インテルハイライト動画』が興味深くDAZNを視聴。昨季シーズン途中でサレルニターナを解任された兄=フィリッポ·インザーギ:Filippo Inzaghi【1973年8月9日生】をピサが新監督に招聘していたとは。弟が率いる欧州王者との親善試合をダイジ

Foot ball Drunker〔162〕visiting 『Rhein-Neckar-Arena』ジンスハイム / ドイツ

ブンデスリーガも開幕 注目はホッフェのオーストリアコンビ◇◇◇◇激闘が各都市で繰り広げられたUEFA欧州選手権:EURO2024の興奮冷めやらぬドイツで国内リ-グも週末には開幕。ブンデスリーガ一部では今季八人の日本人がプレ-する。町野修斗:Shuto Machino【1999年9月30日生】所属のとホルシュタインキールはTSG1899ホッフェンハイムと対戦する。

Foot ball Drunker〔161〕visiting 『Estádio do Mar』マトジニョシュ / ポルトガル

◇◇◇◇最終予選の中国戦 森保ジャパンにサプライズ招集はあるのか◇◇◇◇早いもので来月5日からFIFAワールド杯アジア最終予選の幕が上がる。埼玉スタジアム2002でに中国代表と対戦する我らが日本代表。台頭著しいのがポーランドで開催された2019年U-20ワールド杯出場組。ベスト16でアジアのライバル韓国に敗れた悔しさを糧に成長し

Foot ball Drunker〔160〕visiting『 Bosuil Stadion 』アントワープ/ ベルギー

英国人作家が『フランダースの犬』の舞台に選んだ街◇◇◇◇パリ五輪も明日で閉幕。今回も過去に五輪を開催した都市を取り上げる。一次大戦で荒廃した国土と施設の再建を世界にアピールしてベルギー国家の復興に一役買ったのが1920年のアントワープ五輪。日本人選手初のメダリスト誕生もこの大会。種目はテニスだったから意外な気もする。前回2000

Foot ball Drunker〔159〕visiting『De Grolsch Veste』エンスヘデ/ オランダ

夏の風物詩····とは限らない欧州の花火大会◇◇◇◇先週は横浜みなとみらい、今週土曜には神宮外苑の花火大会。この時期日本各地で打ち上げ花火が夜空を彩る。Jリーグ観戦時にスタジアムの観客席から眺めた記憶も蘇る。連日の熱戦で盛り上がるパリ五輪。サッカー同様開会式に先立って試合が行われたのは七人制ラグビー男子。会場はサッカーファンにもお馴染みのフランス国内最大スタッド·ド·フランス。

Foot ball Drunker〔158〕visiting 『Estadio Vicente Calderón』 マドリッド / スペイン

日本男児 古代ガリアの都に散る ◇◇◇◇◇先ずはパリ五輪男子サッカ-種目·日本代表チームの健闘をねぎらい拍手を贈りたい。メダルを争う準決勝は欧州VSアフリカ。何れもレベルは高いが開催国フランスをも上回るポテンシャルのスペインが本命か。書店に足を運ぶ機会が激減している昨今ではあるがネットで興味を唆られる書籍を発見。石灘早紀:S

Foot ball Drunker〔157〕visiting『Hidegkuti Nándor Stadion』ブダペスト / ハンガリ-

三戦全敗ながら、古豪復活の狼煙をあげたアトランタ五輪 ◇◇◇◇◇正直あまり見ていない、見る暇もないパリ五輪ではあるが男子サッカ-は快進撃。先ずは四連覇を狙う若きカナリアを破り、アルゼンチンと引き分けた南米の強豪を一蹴。続いて身体能力な高いブラックアフリカンのマリ代表、更に先程欧州の伏兵イスラエルを相手に三連勝で決勝トーナメン

Foot ball Drunker〔156〕visiting『Stadion Lokomotiv 』ソフィア/ブルガリア

遂に開幕したパリ五輪。一足早く欧州のフットボールシーンは始動している。7月10日のUEFAコンペティション一次予選ラウンドに続き、国内リーグが既に開幕しているのはブルガリア。PECロコモティフ·ソフィアはレフスキ·ソフィアと対戦。先制しながら結果は1-6の敗戦。厳寒のブルガリアではウインターブレーク期間を長く取りたいので、当然夏の開幕が早まる。2007年に6月にソフィアで35度を上

Foot ball Drunker〔155〕visiting『Stadion Z’dežele』ツェリエ/スロベニア

世界を一周した女流旅行家 生誕の地に降りる◇◇◇◇故植村直己:Naomi Uemura【1941年2月12日生-1984年2月13日没】氏が鬼籍に入り四十年の節目。冒険家に興味はなくとも旅行家にはなりたいと思っていた。その後旅行代理店に勤務してみるが何か違う。そもそも冒険家も旅行家も職業なのだろうか。駅舎を背に旧市街