日本人の快挙を祝う ストックホルムから四ヶ月を経て国内で催す表祝行事
◇◇◇◇◇
年度も変わって四月。一日には国会内の衆議院議長応接室にて表祝行事が行われた。昨年は生理学・医学賞と化学賞、二つの分野で日本人研究者が黄金色に輝くノ-ベル賞のメダルを獲得しているのだから我が国も捨てたものではない。
授賞式は昨年十二月現地時間の十日に催されている。創設者であるアルフレド・ノーベル:Alfred Bernhard Nobel【1833年10月21日生-1896年12月10日没】はストックホルム出身。ジャンルを限定しなければ世界で最も有名なスウェーデン人ではなかろうか。彼の遺言に従い、「人類に最も大きな貢献をした人」に与えられるのがノ-ベル賞。授賞式が年の瀬迫る前に行われるのは命日だから。ストックホルム市内のコンサートホールで式典の後は市庁舎で晩餐会が行われる。ストックホルムにとっては一年間で最も重要な一日と思われるが、三月末日はスウェーデン国民だけだなく日本のサッカーファンの熱視線もストックホルム近郊ソルナへと注がれた。結果はスウェーデン代表が接戦の末ポーランドを撃破。ポ-ランド勝ち抜けの予想が外れた格好なので驚きは隠せない。
◇◇◇◇◇

◆◆◆◆◆
個々にタレントを揃えたスウェーデンではあるが欧州予選では白星をあげることなくスイス/スロベニア/コソボ相手に二分四敗。歯車が噛み合わなかったチ-ムは中立地でウクライナで快勝したものの、組織面において勝り、大一番となると衰えを知らない大砲が火を吹くポ-ランド優位は否めないはず。実際フタを開けてみるとボール支配率でポーランドの64%に対して、スウェーデンが36%。ポゼッションではポーランドが圧倒している。シュート数でもはポーランドは14本、一方スウェーデンは二桁にも満たなかった。それでも切れ味鋭いカウンターで勝利を掴んたのはヴィクトル・ギェケレシュ:Viktor Gyökeres【1998年6月4日生】をはじめとする卓越した個の力を認めざるを得ない結果に。