Foot ball Drunker 〔95〕visiting 『 Recep Tayyip Erdoğan Stadyumu』イスタンブール / トルコ

恐るべしイランの右サイド

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アジア杯は注目のグループステージ第3節で、日本とインドネシアが昨日対戦。一足先にC組は終了しており実力的には日本の対抗と目されるイラン代表が危なげなく三連勝している。UAE戦は3トップの右にアリ·ゴリザデ:Ali Gholizadeh【1996年3月10日】が今大会初右手起用された。後半にフェイエノールトのアリレザ·ジャハンバフシュ:Alireza Jahanbakhsh【1993年8月11日生】と交代。欧州でプレーする二人がポジションを争う右サイドはイラン代表のストロングポイント。


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そのゴリザデは現在ポーランド·エクストラクラサのレフ·ポズナンの所属。2018年RSCシャルルロワで欧州デビューを飾り’23年までの5シーズンで143試合に出場し23G26Aを記録。今夏180万ユーロ(同国史上最高額)の移籍金で3年契約は成立したのだがアジア杯にはギリギリ間に合った。昨年二月、トルコ·シュペルリガのカスムパシャSKに貸し出され第26節3月18日のレジェップ·タイイップ·エルドアン·シュタディアムのウムラニエスポル戦で先制点をアシスト。トルコで初のフル出場を果たしたところで膝を負傷。昨年11月4日ルフ·ホジューフ戦で復帰するまで11か月を要した。

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トルコ代表が日本、更にはセネガルを撃破。ベスト4入りで国民が熱狂した日韓大会から既に二十年以上が過ぎている。大阪長居スタジアムでは90分で決着が着かず延長に突入。この試合でどちらが勝ってもイスラム教を信仰する国家の代表チームとして初の四強入りとなる状況。国民の88パーセント以上がイスラム教徒ならば、世界最多のイスラム教徒が暮らす国は日本と対戦すしたインドネシアといわれてもピンとこない。最後にジャカルタへ行ったのは30年以上前のこと。


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犬も歩けばモスクにあたるのがこの都。中でも石の外装とイズニク製の青い装飾磁器タイルの内装がコントラストを描くスルタン·アフメットは別格。
第95話は世界最高の絶景に感動したイスタンブールのレジェップ·タイイップ·エルドアン·シュタディアム。
エルドアン:Recep Tayyip Erdoğan【1954年2月26日生】大統領は本日、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を認めたと速報が飛び込んできた。

市内を散策してこのスタジアムに遭遇したのは2007年。当時はガラタサライ、フェネルバフチェ、ベシュクタシュ以外にも多くのイスタンブールのクラブが存在しシュペル·リガに参戦しているとは露知らず、急斜面に建てられたスタジアムを見下ろし、さて何処のクラブが所有しているかと首を傾げた。
海原の輝きと空の抜けるような青さ、ブルーモスクに極めつけはエフェス:Efesビールのパッケージと、イスタンブールは青い都だが、上記三強のユニフォームは青くない。


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イスタンブールのブルーはカスムパシャSKのネイビーブルー。ところが今季のユニフォームは白地に紺と白のストライプ柄。その紺がかなり深くこのショーウィンドウ写真では黒にしか見えない。胸ロゴのスポンサー企業は2015年クラブのオーナーに就任したトゥルゲイ・シネール:Turgay Ciner【1956年1月1日生】が会長を務める同国最大級のコングロマリットのシーネル:Ciner。1978年に設立され昨年の大地震の際には、65日間で100棟の恒久プレハブ住宅を被災者に届けた。
国家元首の名前が冠なのは2005年にトルコ政府青少年スポーツ省が新設した国立施設だから。当初は下写真の左しかスタンドはなかった。このスタジアムの完成を機にカスムパシャの快進撃が始まる。