140〗Stamford Bridge / ロンドン

Z世代熱狂 代々木公園のタイフェスティバルが凄い

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第140話はロンドンの名門チェルシーの本拠地スタンフォード·ブリッジ。さて、何を書こうとGoogle検索した結果、代々木公園のイベントに急遽取材申請。前日にもかかわらず許可をいただき深謝申し上げる。
タイ料理文化をPRする目的で露店が軒を連ねたのは2000年。食のイベントは、大使館=行政主導から官民一体で発展を重ね今ではステージで数々のパフォーマンスが披露されるようになったタイ·フェスティバル。二十六回目を迎えた本年は『Amazing Thailand: Thai Pop Culture Move』を掲げ豪華なア-ティストが来日。チケットは不要。同国トップクラスのエンタメを無料で観覧できるのだから桁外れの賑わいっぷり。Zやミレニアルの若い世代をタ-ゲットにする方向性をより強めた。カバー写真は2017年に新設されたAKB48の姉妹グループのフープ=パータリー プラサートティーラチャイ:Hoop-Patalee Prasertteerachai【2002年9月18日生】さん。チョンブリ県出身の三期生。一昨年からはキャプテンの大役を務める。エ-スストライカーにして四十八人を束ねる統率力にタイのCR7と勝手に異名をつけてみた。
ステージ裏での囲み取材を撮影したもの。背景は今回ポスターデザインのベースカラーに明るいイエロー(黄色)を用いており、向日葵の花びらをイメージさせる。タイではバンコクから北に百五十キロ移動したロッブリー県が最大の生産地。見事なひまわり畑が広がる観光スポットでもある。タイで食べるヒマワリの種は日本の柿の種とは異なり本物。定番のビ-ルのおともは、欧州のスタジアムでもよく見掛ける。
ここ数年K-POPに続き脚光を浴びるのがT-POP(タイポップ)。日本や韓国の現代性を取り入れつつタイ独自の民俗性も感じさせるとあって、高い評価を得ている。起爆剤となったのは’24年の二大企画ではなかろうか。まず日本を代表する音楽フェスティバル『サマーソニック』のバンコク開催。日タイのトップミュージシャンは勿論、ナッシング·バット·シーヴスなど英国からも参加したのだからそりゃあ盛り上がりもする。今回のタイフェス代々木での2daysに総勢二十五組以上のタイを代表するア-ティストが参加。中でも華麗なるビジュアルで観衆を魅了したのは昨年デビューしたばかりの女性六人ユニット。
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FELIZZと書いてフェリスと読む。揃いも揃ってキュ-トなビジュアル。パフォーマンスは力強く更なるブレイクを予感させる。セクシーなステージコスチュームから一変し、私服姿は愛らしい。この愛らしいなる日本語は単純に可愛いだけでなく、気品と愛嬌を兼ね備えている方に対して使う褒め言葉。黄色に水玉がプリントされたシャツの彼女は何で口を歪めお猿のポーズ?と思った方は昭和生まれの爺婆。両手で大きなハートを作るこのサランヘポーズはK-POPアイドルがファンに贈る愛情表現。韓国語でサランヘは「愛してる」を意味する言葉らしい。タイ人が日本で韓流のポーズを披露してくれたのでボ-ダレス感が醸し出された一枚。この美女はヂャオイン:Jaoyingさん。本名:Krongkwan Nakornthap【2005年1月17日生】。’22年の『Faces of Anne』でスクリーンデビュー、タイ国内のテレビドラマにも出演していた若手女優が一躍脚光を浴びたのは、CHUANG ASIA2024(創造営2024)へのチャレンジ。短期イベントのサマソニに比べ、四ヶ月のロング企画。新たなガールズグループのメンバーの座を争う七十名の練習生は開催国のタイをはじめ、中国·韓国·インドネシア·マレーシア·ベトナム·インド、なぜかアメリカ、そして日本から募った美少女達。歌とダンスを競い合うリアルなサバイバルオーディション番組。『Chuang Asia: Thailand』。ヂャオインの他にもプリーム:Preamとエイケア:Acareもこのオーディションでインパクトを残している。日本でもABEMAで無料配信されていたから、この日駆けつけた多くの方が当時からのファンなのだろう。
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