異色中の異色 キュラソーで生まれた選手がひとりもいないキュラソー代表 世界に挑む
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出場枠が増えたFIFAワ-ルドカップ(WC)北中米大会でヨルダン、ウズベキスタン、カーボベルデ、キュラソーの四ヶ国が初出場を決めた。カリブ海に浮かぶオランダの領土のキュラソー島。2014年ブラジル大会での予選初参加から僅か四回目で本大会出場を決めたのは人口十五万人強、国土面積約444平方キロメートルは種子島とほぼ同じ広さ。史上最小の出場国としてその名は歴史に刻まれた。しかしCONCACAF予選グループBを首位通過したその顔ぶれを見れば納得。カリブの島にご先祖様はいるにしてもオランダ生まれオランダ育ちのフットボーラ-しか見当たらない。家族の健康問題で電撃辞任した前任者から受け継いだフレッド·ルッテン:Fredericus Rutten【1962年12月5日生】体制で臨むことに。本大会へと導いたのは老将ディック·アドフォカート:Dick Advocaat【1947年9月27日生】。こちらも大会史上最年長監督として歴史に名を残すのは間違いないと思われていた。
我々の世代でも知っているのは監督としてのキャリアのみ。アメリカでもプレーしていたらしいが’84年にスパイクを脱ぐまでの現役時代は想像もつかない。オランダ国内では中堅五クラブに在籍。その中のひとつが’77年から二シ-ズンを過ごしたVVVフェンロー。彼の所属時はトップリ-グだったが二部降格でリンブルフ州を離れている。
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オランダの協会からは公式代理人として登録され2009年には日本プロサッカー選手会最高執行責任者として辣腕を振るった清岡哲朗:Tetsuro Kiyooka【1970年7月30日生】氏のコネクションで日本との太いパイプが繋がれていたクラブとの関係も2017年にコ-チを務めた藤田俊哉:Toshiya Fujita【1971年10月4日生】のリーズ·ユナイテッドAFCフロント入り以降は断ち切れてしまった。’21年から二部に腰を据えてしまったチ-ムではあるが今回のWCに選手を送り出せるかもしれない。