イタリア/ Italia

Foot ball Drunker 〔106〕visiting 『Stadio Alberto Picco 』ラ·スペツィア/ イタリア

ラ·スペツィア湾の港町で磨かれるギニア湾からの原石他の競技ではあまり聞かないサッカー用語でお馴染み“Malicia:マリーシア”。ポルトガル語をずる賢さなどと和訳しているが、イタリア語のスペルだとMalizia。日本語では〇でもラテン語のマルは×。2月27日のコパ·デル·レイ=スペイン国王杯の準決勝第で久保建英:Takefusa Kubo【2001年6月4日生】は古巣マヨルカとホー

Foot ball Drunker 〔105〕visiting 『Stadio Alberto Picco 』ラ·スペツィア/ イタリア

リグーリアの港町で遭遇したのは丸焼きにされた豚◇◇◇◇「フィレンツェで最も美しいのはマクドナルドです。」の迷言を残したのは、ポップアートの巨匠 アンディ·ウォーホル:Andrew Warhola【1928年8月6日生-1987年2月22日没】。トリノからフィレンツェに向かう列車の窓から海岸線を眺めてもビーチを目にするのは稀で、断崖絶壁ばかり。都市国家時代から紡いだ歴

Foot ball Drunker 〔88〕visiting 『Stadio Olimpico di Roma』ローマ / イタリア

驚かされたのは意外な結末よりも 意外な監督 ◇◇◇◇ローマ三連発の最終編。市内の広大なボルゲーゼ公園の中に美術館がある。ルネサンスとバロックの傑作が並ぶものの建物が大き過ぎないのがよい。ナポレオンに強奪されなければこの美術館だけでは収まり切らなかったであろう名門ボルゲーゼ家のコレクション。コレッジョ:Correggio【1489年生

Foot ball Drunker 〔87〕visiting 『Stadio Olimpico di Roma』ローマ / イタリア

ジョゼの凱旋 祝杯は檸檬と麦 ◇◇◇◇ローマの街に輝く優勝杯を持ち帰ったのは創設された2022年の春。マンチェスター·ユナイテッドを破ってスーパーカップを掲げたSSラツィオ以来23年ぶりとなる欧州のメジャータイトル。添えたボトルはリモンチェロ:LIMONCELLO IL BENEDUCE。南イタリア·カンパーニャ産のレモン

Foot ball Drunker 〔86〕visiting 『Stadio Olimpico di Roma』ローマ / イタリア

闘いの嵐が去り 残されたもの ◇◇◇◇「すべての道はローマに通ず。」「ローマは一日にして成らず。」紀元前8世紀テベレ川の畔を拠点にしていたローマ人は、やがて海を越え欧州全域へと勢力を拡大した。極めた繁栄の証、数々の史跡見たさにイタリアの首都でありラツィオ州の都でもあるこの大都市を今日も多くの観光客が訪れる。しかしこの場

Foot ball Drunker 〔77〕visiting 『Stadio Pier Luigi Penzo』 ヴェネツィア / イタリア

水の都 迷宮島のスタジアム ◇◇◇◇高速道路を走るバスは、ヴェネト州ヴェネツィア県ドーロの街を過ぎて目的地のヴェネツィアへ。隣の席で寝ている当時高校一年の息子をそろそろ起こさねば。2016年のヴェネツィア映画祭を取材するためリド島に。空港もあれば路線バスも走っているから本島とは趣も異なる。

Foot ball Drunker 〔52〕visiting 『Marcantonio Bentegodi』ヴェローナ / イタリア

シェイクスピア戯曲の街に二つのフットボールクラブ◇◇◇◇16世紀に主権国家が形成されるようになり、近代ヨーロッパは幕を開ける。1559年の講和条約で半世紀に渡るイタリア戦争が終結。戦場となったイタリアではまだ都市国家や小君主国が威勢をふるっていた。当時人口18万人規模のロンドンやパリに対してナポリ王国の人口は15万、共和国制のヴェ

Foot ball Drunker 〔35〕visiting 『 Stadio Comunale Luigi Ferraris』ジェノヴァ / イタリア

本場のジェノヴェーゼと名前だけイタリア風のドリア◇◇◇◇種類豊富なパスタの中でも一番の好物は、カバー写真のジェノヴェーゼ。新鮮なバジルの爽やかさと松の実の食感、チーズとオリーブ油でコクを出す。その名が示すとおり、良港として繁栄してきたジェノヴァが発祥の地。写真はピアッツァ・プリンチペ駅:Genova Piazza Pri

Foot ball Drunker 〔6〕visiting 『Stadio Renato Dall’Ara 』ボローニャ/ イタリア

北にロンバルディア州、南のトスカーナ州に挟まれたエミリア ロマーニャ州。ミラノとフィレンツェを行き来する際、必ず経由するのが州都ボローニャの駅。いつも慌ただしく、アーチ型屋根の列柱が並ぶ美しい街並みをじっくり堪能する機会がない。ポルトサラゴサ地区にあるスタディオ・レナート・ダッラーラ(Stadio Renato Dall'Ara)も外周を駆け足で眺めただけ。

Foot ball Drunker〔5〕visiting 『Stadio Brianteo 』モンツァ / イタリア

『タンジェントポリ』から30年。地中海の長靴で変わらぬ政治不信故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏【Silvio Berlusconi 1936年9月29日-2023年6月12日】の急死により、伊全土が注目した遺産相続問題も一件落着。注目の女性、マルタ・ファッシーナ:Marta Fascina【1990年1月9日生】議員も8月8日ユーパワー・