Foot ball Drunker 〔42〕visiting 『Edmond Machtens Stadium』ブリュッセル/ベルギー  

ブリュッセルでの銃殺にスタジアム震撼◇◇◇◇今夏、ブリュッセル南駅付近で邦人が窃盗や強盗に遭う被害が多発。加害者の違法薬物摂取が治安を悪化させているようで、在ベルギー日本国大使館からも注意喚起の告知がされていた。眉間に皺を寄せていたら、16日とんでもない銃撃事件が発生。2人のスウェーデン人が射殺された為、欧州選手権予選のベル

Foot ball Drunker 〔90〕visiting 『Roazhon Park』レンヌ / フランス

サンドニでのブルターニュ·ダービーカタールからの映像で日本が盛り上がる一方、フランスでは年明け7日にクープ·ドゥ·フランス(CDF)三回戦で幕が開き、リーグ·アンを挟んで今週末には四回戦が行われる。EAギャンガンとのブルターニュ·ダービーを制したのはスタッド·レンヌ。

Foot ball Drunker 〔39〕visiting 『GAZİ-Stadion auf der Waldau』シュツットガルト/ドイツ

起用禁止令でご破算になったフットボーラー売買◇◇◇◇欧州滞在中、スーパーで手を伸ばす回数が多いのはハム·ソーセージと乳製品。ビールは言うまでもなく、意外かもしれないがチョコレート。非常食としてリュックに忍ばせていれば深夜小腹が空いても、「何でコンビニないねん。」と愚痴らなくて済む。16世紀にスペインの港にカカオが荷揚げされる

Foot ball Drunker 〔118〕visiting 『Rat Verlegh Stadion』ブレダ / オランダ

懐かしくも色褪せない妙技 クライフターン ◇◇◇◇南野拓実:Takumi Minamino【1995年1月16日生】のプレーが話題になった先週7日のレンヌ戦。まずクライフターンで躱すと次はダブルタッチで抜き去りゴール前へのラストパス。見事な個人技に日本のメディアでも“クライフターン”の七文字が並んだから懐かしさも一入。 本

Foot ball Drunker〔178〕visiting『Gelredome』アーネム / オランダ

へレレドームにあの男が帰ってきた◇◇◇◇昨日エールステ·ディヴィジ(オランダ二部)は第十節を開催。2006年から18年までの十二年間、ベルギ-のビ-ル醸造メ-カ-が冠スポンサーだった頃の名称はジュピラーリーグ。1993年から自国の一部リーグの名前として定着していたから、こちらは“Dutch jupiler league”などとメディアは表記していたのだが、紛らわしいからか2008年、本

Foot ball Drunker〔177〕visiting『BSFZ-Arena』マリア·エンツァースドルフ / オ-ストリア

ウィーンの森の片隅に 公国起源の地 ◇◇◇◇UEFAネーションズリーグ2024-25は昨(五)日に初戦が各地で行われ、グループDのサンマリノ代表がリヒテンシュタイン代表と対戦。1-0でサンマリノが勝利した。サンマリノの人口三万四千人に対してリヒテンシュタイン三万九千。ロンドンの整地ウェンブリー・スタジアムなら両国国民すべてが腰を降ろ

Foot ball Drunker〔176〕visiting『Estádio dos Arcos』ヴィラ·ド·コンデ / ポルトガル

水道橋が歴史を物語る『伯爵の町』◇◇◇十六世紀大航海時代に造船で栄えたヴィラ·ド·コンテ。十八世紀に建てられたのは999の橋脚が全長七キロに連なる水道橋。その右端にはスタジアムの照明をフレームに収めた街のシンボルでもあるキャラベラ船のレプリカの前で観光客が足を止める。三本マストに三角帆を装備したこの帆船は漫画·アニメ『ONE PIECE』ファンならばメリー号を見たヒロイン·ナミの発

Foot ball Drunker〔175〕visiting『Stade Roi Baudouin』ブリュッセル / ベルギ-

王の名を冠するスタジアムと彫刻通り◇◇◇◇最初に言い訳しておくと今回は理由があってサッカーの話はほんの少し。アートに偏ったテキストと写真で構成している。第175話はボードゥアン国王競技場。その名のとおり1993年に逝去された第五代国王ボードゥアン一世を記念して改名されたスタジアム。

Foot ball Drunker〔174〕visiting『Loftus Road』ロンドン / イングランド

ロンドンの日本人対決で思い出した都内区役所◇◇◇◇地方から初めて上京した方が品川区役所に行こうと思って品川駅で下車したらで50分は歩く羽目に。距離は3キロ以上ある。何故ならば品川駅は品川区ではなく港区にあるのだから。ちなみに目黒駅は品川区にある。似たようなことはロンドンでも起こり得る。先週17日のカラバオ杯は日本人対決とあって、クリスタ

Foot ball Drunker〔173〕visiting『Stelios Kyriakides Stadium』パフォス / キプロス

女神生誕伝説の地にも建てられたスタジアム◇◇◇◇山内光枝:Terue Yamauchi【1982年生】氏の個展『泡ひとつよりうまれきし』が本日(23日)終了する。会場は長崎県の対馬博物館。2006年ロンドンから帰国。海に生きる人々をフォ-カスし素潜りで水中を撮影する独自のスタイル。'15年からはフィリピンに滞在するなどアジア海域で活動していたア-ティストがキプロスのパフォスで個展

Foot ball Drunker〔172〕visiting『Stadion FK Viktoria Žižkov』プラハ / チェコ

ブロウチェク氏とテレビ塔◇◇◇チェコを代表する音楽家レオシュ·ヤナーチェク:Leoš Janáček【1854年7月3日生-1928年8月12日没】の生誕170周年に当たる本年。代表曲の歌劇『ブロウチェク氏の月への旅』はビール好きの酔っ払いオヤジが月に住む芸術家と絡むストーリー。たしか設定はプラハ城を囲む丘の上周辺=フラッチャニにある居酒屋。初公演も1881年完成のプラハ国民劇場。

Foot ball Drunker〔171〕visiting 『Nagyerdei Stadion』デブレツェン / ハンガリ-

東の旧都 プロテスタントと学生の街を歩く◇◇◇◇ハンガリー第二の都市でも人口は20万人強。19世紀半の戦時下では僅かな間ながら首都として機能したデブレツェン。行き交うのは国内最古の高等教育機関として名高いデブレツェン大学の学生達。彼らにとっては住みやすい街。個人的に欧州の首都で最も治安が悪いと感じたのがブカレスト。ルーマニア国境まで30キロに位置するものの清潔で落ち着きがあり、

Foot ball Drunker〔170〕visiting 『Elindus Arena 』ワレヘム / ベルギー

虹のスタジアムで躍動したヤーパン◇◇◇◇オリンピックに始まりタスキを引き継いだパラリンピックも無事閉幕。五輪の音楽といえばゆず。新曲『図鑑』がオンエアされたのは7月12日。2004年のアテネ五輪の『栄光の架け橋』、数々の名曲が選手たちの背中を押してきた。中でも個人的に傑作と思うのがバンクーバー五輪で披露され『虹』「超えて 超えて 超えて」と伸びのある高音でハモるサビを初めて耳にした

Foot ball Drunker〔169〕visiting 『 Stade départemental Yves-du-Manoir 』コロンブ / フランス

競技会場は 観光名所揃いの五輪とパラリン ◇◇◇◇ シャルルドゴール空港から羽田空港への直行便。現在は第三だけでなく第二ターミナルにも国際線が到着するほど。交通アクセスを考えれば、今後都民や神奈川県民の利用頻度は高まる一方。パリからメダリスト達の帰国が続いたのは先週まで。現在は障がい者アスリートが奮闘中。TVを見る時間も習慣もない

Foot ball Drunker〔168〕visiting『 Grigoris Lamprakis Kallithea Municipal Stadium』アテネ / ギリシャ

イブ·モンタンが名脇役に徹した二作品 ◇◇◇◇冒頭にパリと五輪の話題にふれるのも残り僅か。各国のアスリ-ト達は花の都で完全燃焼できているだろうか。『パリは燃えているか』と聞いて、1966年の米仏合作映画を思い浮かべる方は其れなりの映画通。若き日のフランシス·コッポラ:Francis Ford Coppola【1939年4月7日生】

Foot ball Drunker〔167〕visiting『Arena Khimki 』ヒムキ / ロシア

世界の1/3がシベリアに眠る輝きの原石◇◇◇◇ロシアのウクライナ侵略から二年半が経過しても一向に収まる気配はない。今更ながら思い知らさせるのは天然鉱物資源を有する巨大国家の経済力。戦後、国民の労働力で復興した我が国とは根幹からして異なる。日本国内では石油=中東アラブの印象が強いかもしれないが、生産・輸出共にサウジアラビアを上回る。ちょっと意外な気もするのはダイヤモンド。エドワード·

Foot ball Drunker〔166〕visiting『 Mestský štadión Pezinok』ペジノク / スロバキア

小カルパチアのワイン街道◇◇◇◇◇荒木飛呂彦:Hirohiko Araki【1960年6月7日生】氏の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』シリ-ズの第9部が昨年連載開始。JR大阪駅西側エリアには、パブリックアート作品が設営されたのは今夏七月末日。実際同時代を生きた日本人芸術家では三本の指に間違いなく入る荒木先生。下写真筆者の隣にはジャン=リュック·マルティネス:Jean-Luc Mar

Foot ball Drunker〔165〕visiting 『MCH Arena』ヘアミング / デンマーク

風車の国オランダと森と湖のデンマークは仲良し◇◇◇◇オランダ、デンマーク両国からアメリカ製F16戦闘機のウクライナへの供与が今夏実現。四月には独製戦車レオパルト:Leopard2を共同購入し無償で供与も発表された。写真はロ-マで撮影したオランダビ-ルの空き缶で作られた戦闘機。なかなかの出来栄えに膝を打つ。

Foot ball Drunker〔164〕visiting 『Beşiktaş Park』イスタンブール / トルコ

三月の大地震と五月のカップ戦制覇 十一年の十一日◇◇◇◇◇自宅にネットもTVもない生活だから、NHKが「南海トラフ『巨大地震注意』」のテロップを五日間も出し続けていたと昨日知った。感染症拡大以外で渡欧を控えたのは2011年。・・この年支援ボランティアで訪問した宮城県内道中、撮影した写真。11日当日は徒歩10分もかからない息子の小学校に足を運んでから、家内を迎えに浦安から千葉市駅前ま

Foot ball Drunker〔163〕visiting 『Arena Garibaldi / Stadio Romeo Anconetani』ピサ / イタリア

兄弟デルビーが実現  斜塔の街の記憶を掘り起こす◇◇◇◇今月3日に行われたプレシーズンマッチ。『ピッポ&シモーネのインザーギ兄弟対決!ピサ×インテルハイライト動画』が興味深くDAZNを視聴。昨季シーズン途中でサレルニターナを解任された兄=フィリッポ·インザーギ:Filippo Inzaghi【1973年8月9日生】をピサが新監督に招聘していたとは。弟が率いる欧州王者との親善試合をダイジ