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J1リーグ第21節 ヴァンフォーレ甲府3-3ガンバ大阪

 キックオフからガンバは甲府が警戒しているにも関わらず、相変わらずのパトリック目掛けたロングボールが目立ちました。また、そのロングボールの精度が悪かった事以上に、自陣でのビルドアップ時にCBやボランチがことごとくパスミス連発でゲームを組み立てられません。逆に1つの局面に人数をかけるという意味で完成度の高い甲府の方がパスワークでもスムーズに繋げていました。
 そうこうしてる間の8分、左サイドで縦パスを入れた甲府がしっかり起点を作って落としたボールを前を向いて受けた石原が右足を振りぬいた華麗なミドルシュート。ブロックに入った遠藤に当たり、ボールの軌道がちょうどGKの頭上でドロップして決まり、両チーム最初のシュートで甲府が先制します。1-0。
 ガンバも10分に倉田、19分にパトリックがバイタルで前を向いてミドルシュートを放ちます。そして21分には右からのクロスをパトリックが巧みに落とし、エリア内に侵入しながら受けた宇佐美がDFとGKを繊細なボールタッチで交わしてシュートするも、懸命に戻ったDFのブロックに遭ってゴールはならずもチャンスを作り始めました。
 しかし、その後はリードしてから全体をやや引く事を意識した甲府守備網の中でスペースを見出せずに苦戦。41分に米倉が粘って右サイドから上げたクロスにパトリックが難しい体勢から鋭いヘディングシュートを枠内に放ったものの、これもGK萩の好守に遭って無得点。
 逆に36分にはゴールキックからのルーズボールを甲府に上手く繋がれ、稲垣に左サイドを完全に抜け出されてエリア内まで持ち込まれるという大ピンチ。稲垣がフリーでシュートしながら大きく外してくれるという決定力の欠如に助けられましたが、スコア上の1-0以上に内容的に甲府の試合となって前半は終了しました。