130〗Stade Léon-Bollée / ル・マン

恵まれた環境で成長するのは凡人 逆境でも伸びるのが天才

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日本代表のウェンブリーでの快挙。中村敬斗:Keito Nakamura 【2000年7月28日生】の斬れ味鋭いプレー、その天才ぶりに目を見張った。天才と言う言葉は好きではないが使いたくもなる。環境に左右されない人間はいない。恵まれた環境、高いレベルに身を置けば凡人でも自ずと成長できたりする。フランスの二部にいても彼は確実に個を磨きレベルアップしていたから些か感動した。
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下写真はフランスに渡る前、最後のオ-ストリアとなったグラ-ツ戦の一枚。英国での中村については小川由紀子:Yukiko Ogawa氏がfootballistaでレポートされているのでこの話題はここまで。筆者は紙媒体の頃から小川さんのファン。フランス人ジャ-ナリストの和訳記事も勿論悪くはないが、異なる言語を正しく訳しても基の文化が違うのだから書き手の思いが100%伝わるものではない。’99年からパリを拠点に『おいしいフランスフット』を連載される小川さんの文章には、現地で長く暮らしている経験と日本人だからこそのエスプリが魅力的なのだ。
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ノザキのコンビーフ 新ジャンルから二十二年 本格ビ-ル市場に参戦

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このコラム連載の主役は当然サッカーなのだが脇役として欠かせないのがビ-ル。ウェンブリーのように座席で飲めない国は例外。スタジアムの売店前にできる長蛇の列。後半キックオフの笛が鳴ってもスタンド通路がカップを運ぶ人でごった返すのはお馴染みの光景。『ノザキのコンビーフ』の川商フーズが、ビール市場で注目を浴びている。これまで同社はドイツ産ホップを原料とする韓国のOriental Brewery社製『プライムドラフト』を日本に輸入していた。低価格の新ジャンルはそのコスパの高さから2004年の発売以来愛飲されている密かな人気商品。それが先月2日より新商品『ビアマエストロ:Beer Maestro』の発売が始まった。麦芽は豪州と欧州、ポップは欧米産を用いてはいるがベトナムで醸造した輸入ビ-ル。リ-ズナブルな価格でも本物のビ-ル。実際飲んでみたが間違いなくビ-ル。(しつこい)。お若い方だと『ノザキのコンビーフ』をご存知ないだろうか。戦後間もない1948年、前身である野崎産業が日本で初めて国産コンビ-フを製造したパイオニア。小学生の頃に店を畳むからと近所のオジさんに貰ったのが人生初コンビ-フ。フライパンでホウレン草と痛めて塩コショウで味を整えればビ-ルと相性が最高。何といってもお手軽さが良い。枕型のブリキ缶もユニークなこの製品の発祥は英国。牛肉の塩漬けは世界各地で似たようなものが古くから食べられていたのだが、1870年代に英国軍が兵士に食糧として配給したバリ-ビ-フなる缶詰めを元祖とする節が有力。