98〗Zsellengér Gyula Sporttelep / ツェグレード

2017年5月15日月曜日に中国に到着したチームは、六時間ある時差に体がまだ慣れておらず疲労感を漂わせて翌々日水曜日の初戦(中国戦)に臨んだ。試合開始から僅か一分、ラカトシュが左サイドを駆け上がりボールを運んで折り返し。中央から駆け上がってきたボッラ·ベンデグス:Bolla Bendegúz【1999年11月22日生】[当時MTK]へ。四メートルの至近距離からゴールバーの下へ突き刺して先制。惚けていたのは時差は関係なしのホスト中国代表だった。追加点はラカトシュがゾンボル·ベヴァルディ:Zsombor Bévárdi【1999年1月30日生】[当時Videoton]にパスを送ると、十八メートルの距離から鮮やかなカーブをかけたシュートをゴール左へ突き刺した。ラカトシュはツ-アシストは記録したものの二度の好機を逃して無得点とあって納得していない様子。前半終了間際に中国中盤の選手にイエローが出て数的有利を一度は得ながら、六十四分にレヴェンテ·ルスティク:Lustyik Levente[当時MTK]の稚拙なスライディングタックル。赤紙退場で再びピッチ上は同数に。映像を見ると悪質なファウルを犯した中国人選手は当然として、ラカトシュも足を痛めたらしく前半でピッチを退いたから、隣の座席に座った筆者としては腹の虫が治まらない。日本の防衛大臣がレーダー照射に対して強く抗議するらしいが、謝罪の文化も習慣もないお国柄。オリヴィエもフルタイム出場し勝利に貢献した。第二戦はスロバキアに3-0の圧勝。最終戦イラン戦は2-2のドローで優勝。イランはこの大会U17代表チ-ムで参戦しており結果より経験重視だったからドローは上出来。
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2023年10月6日UEFAヨーロッパリーググループG第二節
オリンピコには五万五千を越える大観衆。ジョゼ·モウリーニョ:José Mourinho【1963年1月26日生】率いるASローマはセルヴェットFCを4-0と一蹴する。このシ-ズン鹿島アントラーズから加入した常本佳吾:Keigo Tsunemoto【1998年10月21日生】[現FCバ-ゼル]は、右サイドバックでフル出場を果たしており、欧州のトップレベルを体験する貴重な機会となったはず。ところで気になったのは後半十九分の三枚替え。その中の一人に懐かしのベンデグズ·ボラの名前を見つけたが、欧州五大リ-グでプレーするハンガリー人は然程多くはない。そして昨年秋のヨハン·クライフ·アレナ。ハンガリー代表の一員としてボラは胸に見覚えのあるエンブレムを付けていた。
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歴女の出現は時代の変化を象徴する出来事だと思った。古いものにこそ価値がある=ヴィンテージは、自身が年齢を重ねて、初めて気づく価値観であって、若者は新しいものに飛び付くという固定
概念から解放された。史跡を巡りをするのならば、歴史的な背景や文化を学んでおかなければ楽しくも何ともない。ル-ヴル美術館で作品を眺めていても美術の歴史博物館だから西洋美術史以前に欧州の歴史が頭に入っていなければ話にならない。
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