横澤 悦孝

Foot ball Drunker 〔42〕visiting 『Edmond Machtens Stadium』ブリュッセル/ベルギー  

ブリュッセルでの銃殺にスタジアム震撼◇◇◇◇今夏、ブリュッセル南駅付近で邦人が窃盗や強盗に遭う被害が多発。加害者の違法薬物摂取が治安を悪化させているようで、在ベルギー日本国大使館からも注意喚起の告知がされていた。眉間に皺を寄せていたら、16日とんでもない銃撃事件が発生。2人のスウェーデン人が射殺された為、欧州選手権予選のベル

Foot ball Drunker 〔41〕visiting 『Red Bull Arena』ザルツブルク /オーストリア

 アルプスの麓 モーツァルトの生まれた街で消えた荷物◇◇◇◇南野拓実:Takumi Minamino【1995年1月16日生】がカナダ戦でゴールを外すと、目の前で画面を眺めていた初老の男性は首に横に振った。筆者ひとりであれば手をたたいて叫んだシーン。中村、浅野、伊東とカナダ戦攻撃陣を並べてきたから南野拓実が在籍したレッドブル

Foot ball Drunker 〔40〕visiting 『Cegeka Arena』ヘンク / ベルギー

かつてのリンブルグ公国領に誕生した育成の名門◇◇◇◇カバー写真にはリンブルグス·ウィッテ:Limburgse Witte缶。ベルギー東部のヘンクから25キロほど北にあるオピッターのコーネリッセン:CORNELISSENが伝統的な醸造法で仕上げたヘッフェ。無濾過のベルジャンは味もさることながら、パッケージが気に入っている。

Foot ball Drunker 〔39〕visiting 『GAZİ-Stadion auf der Waldau』シュツットガルト/ドイツ

起用禁止令でご破算になったフットボーラー売買◇◇◇◇欧州滞在中、スーパーで手を伸ばす回数が多いのはハム·ソーセージと乳製品。ビールは言うまでもなく、意外かもしれないがチョコレート。非常食としてリュックに忍ばせていれば深夜小腹が空いても、「何でコンビニないねん。」と愚痴らなくて済む。16世紀にスペインの港にカカオが荷揚げされる

Foot ball Drunker 〔38〕visiting 『 Raiffeisen Arena』パッシング/オーストリア

メガバンクの名を冠する8千人規模のスタジアム。◇◇◇◇鉄鋼・化学産業からハイテクへ、商工業都市リンツの人口は20万人。オーバーエスターライヒ州の州都はオーストリア第3の都市。LASKリンツは1908年の創立。1965年にはウィーン以外の都市のクラブとして初となる国内王者の称号を勝ち取る。今夏遂に新スタジアムが完成。第38話はLA

Foot ball Drunker 〔37〕visiting 『Doosan Arena』プルゼニ / チェコ

一人当たりの消費量世界一 チェコのPIVO四天王◇◇◇◇英語のBeerがドイツとオランダでは、E→Iに変わってBier。フランス語のスペルにはもう一つEが加わりBière。同じくラテンのイタリアはBirra。ここまでは、何とか納得できるがスペイン語になると何故かCerveza。Bが吹っ飛び跡形もない。旧東欧となると更に趣が異

Foot ball Drunker 〔36〕visiting 『Stadion Galgenwaard 』ユトレヒト/ オランダ

80年戦争で独立を勝ち取ったユトレヒト同盟オランダ・ユトレヒト州の州都はミッフィー生みの親ディック・ブルーナとユトレヒト同盟で知られる同国第4の都市。

Foot ball Drunker 〔35〕visiting 『 Stadio Comunale Luigi Ferraris』ジェノヴァ / イタリア

本場のジェノヴェーゼと名前だけイタリア風のドリア◇◇◇◇種類豊富なパスタの中でも一番の好物は、カバー写真のジェノヴェーゼ。新鮮なバジルの爽やかさと松の実の食感、チーズとオリーブ油でコクを出す。その名が示すとおり、良港として繁栄してきたジェノヴァが発祥の地。写真はピアッツァ・プリンチペ駅:Genova Piazza Pri

Foot ball Drunker 〔34〕visiting 『Celtic Park』グラスゴー / スコットランド

剣ヶ峯のセルティック 昨季の悪夢を払拭できるか旧体育の日から2020年に「スポーツの日」へと改称。間もなく三連休を迎える。世界全体を見回しても北半球は秋、南半球は春の過ごしやすい季節。欧州フットボールも見所満載。前半の山場は2024欧州選手権予選。スペインが12日にグループ首位のスコットランド代表を、ホームに迎え前回

Foot ball Drunker〔33〕 visiting 『 Stadion Rajko Mitić』ベオグラード / セルビア

バーゼルで見た19歳が欧州最高峰のステージに◇◇◇◇ハノイの空港で本場のフォーに舌鼓をうつ。元フランス領ベトナムの国旗は、赤地にゴールド(イエロー)スター。五方向の光は、労農兵士商そして知識人を示す。

Foot ball Drunker 〔32〕visiting 『Stadion Victoria』スレユベク/ ポーランド

食欲の秋と、天高く馬走る秋◇◇◇スプリンターズ・ステークス(中山芝1200メートル)で秋のG1が開幕する。馬の文字が姓に入ってる相馬さんは如何にもスピーデューにこなしそうなのに、馬場さんは、ゆったりスローな気がするのは、プロレスラー故人の晩年しか観ていない世代。70年代のジャイアント馬場:Giant Baba【1938年1月

Foot ball Drunker〔 31〕visiting 『Tele2 Arena』ストックホルム / スウェーデン

チリ・クーデターとノルマルム広場で事件が起きた73年◇◇◇◇今から半世紀前、1973年に何が起こったと問えば「オイルショック」の答えが圧倒するのか。南米チリではクーデターが勃発。反ピノチェト国民およそ1万5千人が大西洋を渡り逃亡した。欧州ではストックホルムでのノルマルム広場強盗事件が発生している。オイルショックで高度経済

Foot ball Drunker 〔30〕visiting 『 Estadio de Mestalla 』ヴァレンシア / スペイン

故ヴァレンシア市長が夢見た新スタジアムカバー写真はスペイン·ヴァレンシア名物パエリア。新宿ミゲルフアニで堪能できる本場の味。

Foot ball Drunker 〔29〕visitin 『A. Le Coq Arena』タリン / エストニア

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Foot ball Drunker 〔28〕visiting 『Dalymount Park』 ダブリン /アイルランド

黒より美味い、ダブリンのギネス・ラガー◇◇◇◇

Foot ball Drunker 〔27〕visiting 『Arena Lviv』リヴィウ / ウクライナ

巨匠ヴィンマーの三大傑作スタジアム◇◇◇◇厳しい残暑が落ち着き一気に秋の気配、それでも仕事が終わればまずビール、居酒屋ならば二杯目はレモンサワー。ドイツ・パウラナー社のレモンビールも爽やかな喉ごし。酎ハイよりは飲みやすので女性にもお薦め。カバー写真はスラブ系美女とシャンパングラス。ウクライナのオデッサ地方はワインの名産地

Foot ball Drunker 〔26〕visiting 『Albertpark Stadion 』オーステンデ / ベルギー

ベルギー随一の高級マリンリゾート◇◇◇◇かつてナポレオンが英国を迎え撃つための要塞を築いた湾岸都市オーステンデ。ベルギーを代表するビーチリゾートとして観光客で賑わう現在。

Foot ball Drunker 〔25〕visiting 『FAC Platz 』ウィーン/オーストリア

葛飾区とフローリツドルフ区が結ばれた『寅さん』のご縁◇◇◇◇全国的に知られる名所で撮影したカバー写真。ロケーションは寅さんの啖呵売口上でお馴染み東京葛飾区柴又の『帝釈天』。機内で視聴されたオーストリア市長が、えらく気に入りウィーンを舞台に作品が完成。その縁で葛飾区と21区フローリツドルフは友好都市として結びつくの

Foot ball Drunker 〔24〕visiting 『London Stadium』ロンドン / イングランド◇

拘りのカレーづくりと悪い人達◇◇◇◇コロナ禍で外出外食を控えるようになり、仕方なく始めたのが自炊。市販カレールーは使わないので、大量の玉ねぎスライスを原型がなくなるまで煮込んでとろみを出す。スパイスの調合はさほどこだわらないが人参はバターと煮込み、一番のこだわりはジャガイモ。出来るだけ大きく切り荷崩れしない絶妙な火のとおりに気をつか

Foot ball Drunker 〔23〕visiting 『 Stade Sébastien Charléty』パリ/フランス

神対応に感謝したあの日のシャルレティ◇◇◇◇前回の豪華な寿司盛り写真。パリ滞在時に接待する側される側で寿司やフランス料理にありつける機会は至極稀。普段は、何を口にしているかといえば、食べない。食べてる暇がない。この日もバス停で降り、スタジアムに向かう道筋で、朝から水分補給しかしていないことに気づく。