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侍ブルーの新ヒ-ロ- ケイト ナカム-ラの名前をメディアが取り上げ、日本人女性達が興奮した朝
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四年に一度の祭典が遂に開幕。明日の日本時間サウジアラビアはウルグアイとの対戦。つまり6月11日の韓国とチェコ、14日のカタ-ルとスイス、オーストラリアとトルコ、そして真打ち登場となる日本対オランダ戦までのアジアVS欧州の四連戦。欧州勢の二敗二分も驚くに値しないから時代は変わったものである。強豪オランダに二度追いついてのドロー決着は上出来。前回前々回と過去二大会の白星スタートに比べれば劣る結果ではあるのだが内容は、両監督の采配も含め見応えのある試合だった。
ロナルド・クーマン【1963年3月21日生】は伝統の4-3-3。相手にあわせて自分達のスタイルを変えることはなくポゼッションで圧倒したい。これに対して我らが森保ジャパンは、守備時は5バックになる3-5-2。本来攻撃が持ち味の堂安律:Ritsu Doan【1998年6月16日生】と中村敬敬斗:Keito Nakamura【2000年7月28日生】の両翼の献身によって、個々のタレントでは上回るオランダと勝ち点一を分けあう結果に。普段サッカーに興味のないご婦人からも「ナカムラくん 格好いい」とメ-ルが届き苦笑する。
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写真はドイツのバイエルン州からオーバーエスターライヒ州の国境を越えるルートで移動中。道路の看板表示にもオーストリアの三大都市名が並ぶ。方向が違うので第四の都市ザルツブルクの名前だけがない。欧州では比較的都市の規模とクラブの強さは比例する傾向にあるはずなのだがオ-ストリアブンデスリーガに関しては此れが当てはまらない。レッドブル・ザルツブルクがリ-グを牽引し、ウィーンの緑と紫二大クラブ、そしてシュトゥルム・グラーツが四天王を形成。正直リンツはフットボール人気が高いとは言い難い。しかしオーバーエスターライヒ州の州都は古代ローマ時代を起源とする歴史的な風情と近代的な異なる顔を併せ持つから魅力的。人口は二十万人でも街に活気が感じられる。
メガバンクの名を冠する8千人規模のスタジアム。
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鉄鋼・化学から最近はハイテク産業でも注目される商工業都市。代表的な企業でまず名前があげるならばフェストアルピーネ:Voestalpine。自動車及び鉄道産業に向けて高品質な鋼材の製造と加工技術を提供しており、中でも特殊鋼や高機能金属は航空・宇宙分野では目覚ましい実績を残している。敷地内の鉄鋼工場博物館は隠れた観光スポットにも。2050年までのカーボンニュートラル実現を目指すのが同社。オーストリア政府や日本企業とも連携して、CO2を排出しない水素還元製鉄のパイロットプラントの実用化など世界の最先端を突っ走る。
1869年創立のオーバー銀行を筆頭に、1922年創立のBank Gutmannなどのプライベートバンク、また同国最大手金融機関のライファイゼン:Raiffeisen国際銀行(本社ウィーン)も立派なオフィスを構えている。特に異彩を放つのは環境分野の投資を牽引する「Green Finance Group」のプロジェクトだろうか。不動産、再生可能エネルギー、金融投資などの分野で持続可能性に重点を置くのが同グループ。オフィスビルも当然サステナブルで市の南側ヴェークシャイトにある。そこから西に四キロ行けばオーストリア最大級のショッピングモール《プラスシティ:PlusCity》。
二百十以上の店舗とレストラン。週末は家族連れで賑わっているのだろうが、ドイツでハム・ソーセージにじゃがいもとビールだけで三日間を過ごしてきた自分には関係ない。隣国でも食生活は変わらずビ-ルの銘柄だけはオ-ストリアの国民的銘柄に。車を出さなくても市中心部からトラムでアクセスできるのは有り難いが目的地はプラスシティではなく一キロ南。パシング市が所有する収容数は7,870人の公営スタジアムである。
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オーストリア・ブンデスリーガ2025-26シーズンは、LASKリンツが最終的に勝ち点僅か二差でSKシュトゥルム・グラーツを振り切って1964-65シーズン以来となる快挙(国内リーグとカップの二冠)を達成した。
第148話はLASKリンツかつて仮本拠地として借りていたヴァルト・シュタディオン。LASKリンツは1908年の創立。’65年の優勝はウィーン以外の都市のクラブとして初の快挙。2012-13の三部降格を経て’17年に念願の一部復帰を果たすと四位の好成績でUEFAヨ-ロッパリ-グ(EL)の切符を手にする。予選三回戦はトルコのべシクタシュが相手だったから敗退も仕方ない。18-19シ-ズンは二位でフィニッシュしてUEFAチャンピオンズリーグへの道が開かれる。
予選では常連バ-ゼルに連勝の金星、本選にあと一歩のプレーオフでクラブ・ブルッヘの前に涙を飲むも、前年閉ざされたELの舞台が待っていた。当然クラブ史上初となる快挙。前身のUEFAカップでブカレストに一回戦で敗れたのが’99年、つまり前世紀の昔ばなし。グループを一勝一敗一分で折り返し、重要なPSVアイントホーフェンとの再戦を迎える。オランダの強豪はワントップには11番のウザい奴 コーディ・ガクポ:Cody Gakpo【1999年5月7日生】。トップ下にそのガクポに決定的な仕事をさせなかった功労者堂安。この難敵に続いて、翌12月はポルトガルのスポルディングCPを粉砕。更に決勝ト-ナメント一回戦もAZアルクマールを退けて十六強。四~五年前は二部のクラブが一気に駆け上がり黄金時代が到来。
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ライファイゼン国際銀行はナショナルチームのスポンサーでもあり、ゲアノット・トラウナー:Gernot Trauner【1992年3月25日生】の胸中央にも黄色と黒の同社ロゴ。リンツ出身のトラウナーは’21年にLASKリンツからフェイエノールトへと移籍したセンターバック。’23年に加入した上田綾世とは三シ-ズン共にプレーした。昨季はアキレス腱の負傷でピッチに戻るまでに約十一ヶ月の離脱期間を要したが見事にカムバックを果たす。
このトラウナーと共にリンツ黄金期の最終ラインを支えたのが
今季を持ってベタル・フィリポヴィッチ:Petar Filipović 【1990年9月14日】が三十五歳で現役生活にピリオドをうった。
この写真は2017年ウィ-ンで撮影したウォーミングアップ。紫色のアウストリアウィ-ンのウェアに袖を通したのは2016-17シ-ズンからの二年間。最後のザルツブルク戦では途中出場した南野拓実:Takumi Minamino【1995年1月16日生】とも対戦している。
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17-18シ-ズンはトルコのコンヤスポルに移籍。するとELグループIでザルツブルクと同組に。十月の第三節では再び南野と顔をあわせている。’19年にオ-ストリアに戻り、LASKリンツで一歳年下のトラウナーと息のあったディフェンスを披露。最終ラインに安定感をもたらした。無観客試合でマンチェスター・ユナイテッドに大敗し八強入りを逃したものの、フィリポヴィッチが出場停止の時点で結果は想像がついてしまった。
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オーストリアで見掛けるイタリアの石油メーカー
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カバー写真だと小さ過ぎて何を持っているのかわからない。リンツとサンクトぺルテンのほぼ中間に位置するヴェスタウトバーン
内のアウトグリルYBBS店で使える割引クーポン券。赤いロゴの横には見覚えのある六本足の火を吹く犬。F1フェラーリのマシンで目にしたeniガソリン。共通しているのは両社ともイタリアの企業。リンツでは見掛けるeniの給油所ではあるが、ウィーン周辺で見掛けたことはない。
フ-ドチェ-ンのアウトグリルは以前、ローマのテルミニ駅店に入りパスタとサラダを皿に盛った。ちなみにライファイゼンと肩を並べるメガバンクのオーストリア銀行は、2005年からウニクレディト・グループ(本社ミラノ)の傘下にある。こうしてみるとアルプスが隔てていても、言語や文化が異なっても、イタリアとは隣国だけあって経済関係も緊密。フェストアルピーネは二年前にイタリアの溶接ワイヤーメーカーであるイタルフィル社を傘下に収めている。
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21年CO2税の加算を実施した上に’22年にロシアのウクライナ侵攻そしてイラン周辺での軍事衝突で原油価格の高騰が止まらない。これにはドイツ国民も愚痴を溢したくもなる。CO2税とは、ガソリンスタンドで石油燃料を購入した場合、CO2量1トンに対して25ユーロを課す《カーボンプライシング》。1リッターあたり9円程度が加算と聞いて「対したことない。」と思うなかれ。’24年は35ユーロ。昨年は55ユーロまで引き上げており、何処まで上がり続けるのか。
カーボンプライシングは独以外でも英仏の二大国と北欧でも導入されているはず。’26年は遂に日本も政府の先行投資支援と組み合わせた独自の「成長志向型カーボンプライシング」が導入される。これが最近耳にする「GX-ETS(排出量取引制度)」だが正直仕組みがまだ理解できていない。CO2税の「税」、この文字が目に入ってくるだけで不愉快になるのはおそらく自分だけではないはず。
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