Foot ball Drunker 〔113〕visiting『Stadion Partizan』ベオグラード/ セルビア

戦火のウクライナ代表 涙の本選出場
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待ちに待ったUEFA欧州選手権予選プレーオフ。 パスBではボスニア·ヘルツェゴビナ代表を破ったウクライナがイスラエルを下したアイスランドに逆転勝ち。母国が軍事侵攻に晒される現在、恐るべきモチベーションが勝因か。

一方ズマイェヴィを率いたサボ·ミロシェビッチ:Savo Milošević【1973年9月2日生】。10月に就任初戦のリヒテンシュタイン戦こそ白星を手にしたもののその後四連敗と不安を抱えての本番。10月のポルトガル戦以来、主将腕章を巻いて復帰したのがEdin Dzeko【1986年3月17日生】。本選出場が決まれば38歳のストライカーにとって最後の晴れ舞台だったのだが。


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去就が注目されるミロシェビッチ監督はスルプスカ共和国のビイェリナ出身。スルプスカはボスニアヘルツェゴビナ·ヘルツェゴビナの半分を占めセルビア人が暮らしている。’92年にパルチザン·ベオグラードのユースからトップデビュー。サラゴサ、エスパニョール、セルタ、オサスナとキャリアの大半をスペインで過ごしているのだが、 日本のサッカーファンにはパルマのサボが記憶に残っている。

前回に続き第話はパルチザーナ。序盤16試合連続ノーゴールでも信頼は変らず、スタメンに起用し続けた恩師にこの試合でも浅野拓磨は結果を出して報いた。


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ハーフタイムにはプレスホスピタリティ=軽食のおもてなし。国内リーグ戦ではあり得ないUEFAコンペティションならではの好待遇
ではなかろうか。
セルビアの食事は、肉に始まり肉に終わる。肉を焼いたグリル料理が多く豚·羊·鶏と何の肉でもよく食べる。

FIFAワールド杯日韓大会前の重要な2021-22シーズン。パルマから背番号10を与えられ熱烈な歓迎を受けたのは中田英寿:Hidetoshi Nakata 【1977年1月22日生】氏。
9月8日第2節はホーム開幕戦。トップ下=司令塔に中田を指名。ツートップはアズーリデビュー(モロッコとの親善試合)直後のマルコ·ディ·ヴァイオ:Marco Di Vaio【1976年7月15日生】と前年のUEFA欧州選手権4試合5ゴールで得点王に輝いたミロシェビッチだから、攻撃の「三本の矢」は、インテル相手でも引けを取らない。’95年のユーゴスラビア代表デビューから、セルビア·モンテネグロ時代を経て、2008年にセルビア代表のユニフォームを脱ぐまで刻んだキャップ数は102。


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