剣ヶ峯のセルティック 昨季の悪夢を払拭できるか
旧体育の日から2020年に「スポーツの日」へと改称。間もなく三連休を迎える。世界全体を見回しても北半球は秋、南半球は春の過ごしやすい季節。
欧州フットボールも見所満載。前半の山場は2024欧州選手権予選。スペインが12日にグループ首位のスコットランド代表をホームに迎え前回の雪辱を狙う。後半の山場は、UEFAチャンピオンズリーグ。25日に第3節を終了。月を跨いで折り返す。
日本での注目度でいえば圧倒的にグループE。エントリーした日本人所属5チームの中でソシエダとアーセナルを除いた3チームが同居。
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最下位セルティックの対戦相手は、アトレティコ·マドリー。
昨年のレアルに続き、イベリア半島からの参加最南国の首都クラブと北緯55度のグラスゴーの南北対決。2分4敗でグループ最下位に泣いた昨季6試合の中でもレアル戦の連敗はかなり酷い内容。剣ヶ峯のセルティックにとってホームで正念場を迎える。
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第36話はグラスゴーのセルティック·パーク。エジンバラからグラスゴーまでの長距離バスも、中央駅から宿のあるアニーズランドまでの近距離列車の切符も、ロンドンで購入した国鉄切符と同じオレンジ色のデザイン。矢印が上下に並ぶロゴ。1923年、英各私鉄会社が合併し、当時世界最大の企業ロンドン·ミッドランド&スコティッシュ鉄道が誕生しているから理解できる。
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一方理解出来かねるのがお札。イングランド発行以外にもスコットランド側で独自に三つの銀行が造幣しておりデザインがばらばら。北アイランドの紙幣が混じるとお手上げ。レジ店員に財布をそのまま渡す。
このBANK OF SCOTLAND札など日本では何処も換金してくれない。紙屑同然だから、空港で寄付金ケースに捩じ込む。
カバー写真では2016年11月23日のバルセロナ戦パンフレットとウォルフリッド·ウィッシュのフライヤーを持ってもらった。
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