感動の国家斉唱 美声の響きに樹木も共鳴する
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十五年間袖を通したオレンジと黒の縦縞に別れを告げ、新天地イスタンブールでステパネンコが初の国外クラブで迎えた昨年の年明け。すると計ったようにトゥランへのシャフタールからのオファーを報じるトルコの各メディア。当然マイクはステパネンコに向けられるのだが古巣に対して肯定的なコメント。そしてトゥランはシャフタールとの契約後
「彼は(負傷のため)あまりプレーできせんでしたが、練習中の若手選手に対する態度は非常にプロフェッショナルでした。契約を結んだ時も、もちろんシャフタールについて話し合いました。」と互いに信頼しあえる関係にあると述べていた。2026年5月21日、ステパネンコはプロサッカー選手からの引退を発表し、ウクライナ代表のアシスタントコーチに就任が決定した。既にハムシクもスロヴァキア代表のアシスタントコーチを務めているからピッチサイドで再会する可能性は低くない。
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井の頭恩賜公園でのクパ-ラ祭。未婚の女性が作った花冠を川へと流す。男性が花冠を取れれば結ばれると言われている。同公園のボートに一緒に乗ったカップルは別れると言われているのをウクライナ人はご存知ないか。池に祀られている弁財天が嫉妬するためと言い伝えられており、日本の神様は意外と心が狭い。最後の写真はフィナーレ、ウクライナ人の方達が胸に手を当てての国家斉唱。『ウクライナは滅びず』を目の前で聞いたのはトゥルナヴァでのスロヴァキア戦以来。カナダから特別ゲストとして来日したマリーチカさんとカテリーナさんに加え、アートスタジオ『ドゥカチ (DuKaChi)』の美しい歌声が公園に響き渡る。スラヴ音楽特有の哀愁を帯びた美しい旋律から後半に力強さが増して盛り上げるダイナミックな構成。そして「ウクライナは滅びず、その栄光も自由さえも」で始まる歌詞の意味を知ってしまうと今の状況を考えれば涙腺が緩まずにはいられない。〖第百五十一話了〗
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⏹️写真/テキスト:横澤悦孝 ⏹️モデル:Polina Zabolotna