アメリカには負けるな 世界中のサッカ-を愛する者がベルギーを応援したしちせきの節句
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七夕の朝、ワシントン州シアトルのスタジアムでは多くの米国民がアメリカを、一方テレビの前では世界中のサッカーファンがベルギーを応援する異例の試合は、赤い悪魔の怒りが爆発し4-1のスコアで星条旗とプライドをズタズタに引き裂いた。セネガル代表との試合で0-2の劣勢から延長戦に持ち込み奇跡の逆転劇を演じたベルギーの勢いが何処まで続くのか興味深い。このベスト32もハイライトしか見ていなかったのだが朝九時キックオフのアメリカ戦は画面に食いついてテレビ観戦した。後半57分に相手GKのミスを逃さず無人のゴールへシュートを流し込み貴重な三点目のゴールを記録したのはハンス·ヴァナケン:Hans Vanaken【1992年8月24日生】。個人的には堪らないシ-ンとなり、一気に頭の中が十年以上前へとタイムスリップした。
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カバー写真のコースターに描かれている女性は、ブルゴーニュ公国最後の君主マリー·ド·ブルゴーニュ:Marie de Bourgogne【1457年2月13日生-1482年3月27日没】。オーク樽でビ-ルを熟成したレッド·エールが「ドゥシャス·デ·ブルゴーニュ」。ヴェルハーゲ醸造所は西フランダ-ス、ワレへムとコルトレイクの間の辺りにある。
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人口こそベルギー国内六番目ながら橋と運河の狭間から北方ルネサンス文化を開花させたブルッヘは今も“古都の風情”を漂わせる。写真のブルッグス·ゾットを醸造するのは1856年創業のドゥ·ハルブ·マーン:De Halve Maan。ユニークな製品名は若き日の皇帝マクシミリアン1世【1459年3月22日生-1519年1月12日没】が発した「ブルッヘの馬鹿者」の逸話が由来に。精神病院の建設資金を集めようと派手なパレードで皇帝を歓迎したブルッヘ市民。目論見は大成功し、これには腹を抱えて「この街には馬鹿=Zotしかいない。街そのものが精神病院だ」と大笑いした皇帝はは資金を提供する。それ以来ブルッヘはお馬鹿さんたちの街に。ちなみにマリーはマクシミリアンの最初の夫人。
横浜の山下公園で五月に開催されたベルギービ-ルウィークエンドを取材。ビ-を注いでくれた女性の笑顔が素敵でフレ-ムに収めたのが今回のカバー。カフェの接客で磨かれた向日葵のような微笑みは中井風花さん。モデルやライバ-としての活動もされており神戸のご出身。
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第156話はセークル·ブルッヘとクラブ·ブルッヘの両クラブが本拠地として使用するヤン·ブレイデル·スタディオン。しかしその前に書かずにはいられない試合がある。プレスに配られたスタメン表の日付は2014年10月5日と記されている。乳癌の早期発見·早期治療の大切さを伝えるピンクリボンデ-が、四日前だったからなのかペ-パ-もピンク色。招待客らしきスタンドにはベルギー人女性の集団も。満面の笑みにシャッターをきったが出来ればもう二十年早くお逢いしたかった。