151〗Ukraina Stadium / リヴィウ

リヴィウは’22年からのロシア侵攻後、女性や子どもや高齢者を中心とした数百万人のウクライナ人が西側国外に脱出する際の通り道となった都市。ポ-ランドの古都クラクフまでは325キロ。夜行バスで六時間程度ならば東京~名古屋をイメージすれば良いか。またスロヴァキアのコシツェも318キロとほほ同距離。このルートで移動したのだが、深夜丑三つ時の出発したら翌朝十時には着いていた。調べてみたら現在もこの路線は運行している。最安値は来月の便ならばFlix Busで35ユ-ロ(六千五百円)。伊達にUEFAコンペティションのスポンサーをしてはいないと安さに感心する。シェンゲン圏ではないが九十日以内の観光滞在であれば入国するのに日本人もビザ:査証は不要。リヴィウはフットボールも盛んでFCルフ·リヴィウとFCカルパティ·リヴィウがトップリ-グに参戦している。第百五十一話はカルパティの本拠地ウクライナ·スタジアム。
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国立でその実力の片鱗を見せたウクライナ代表主将

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’23年12月18日FCシャフタール·ドネツクが来日して東京·国立競技場で開催されたのがウクライナ復興支援チャリティーマッチ。収益の全額がウクライナ復興のために寄付される試合であったと後から知った。この試合の約一ヶ月前の11月7日にはUEFAチャンスピオンズリ-グ(CL)でバルセロナからの金星。12月13日のグループステージ最終戦こそFCポルトに敗れてグループ三位が決定。ちなみにバルセロナ戦の当日はイスタンブールに滞在中。翌々日にUEFAカンファレンスリ-グ(ECL)でベシクタシュを取材していた。それでもヨーロッパ·リーグ(EL)の決勝ト-ナメントにエントリーする強豪が休む間もなく来日してリ-グカップ覇者アビスパ福岡戦に臨むハ-ドスケジュール。中でも主将のタラス·ステパネンコ:Taras Stepanenko【1989年8月8日生】がアンカーのポジションからパスを捌くプレーはさすがにチャンピオンズリーガ-。
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メタルルフ·ザポリージャでキャリアをスタート。2007年3月4日、17歳でトップチームデビューを果たしたステパネンコ。試合はディナモ·キ-ウに1-3で敗れている。トップチームでの最初のシーズンは12試合に出場しパスセンスに非凡なものを感じさせた。2010年シャフタール·ドネツクと五年契約を結んだと各紙が報たのは二十一歳の誕生日を祝う直前。クラブでの初ゴールは、2010年11月23日のCLグループステージ。パルチザン·ベオグラード戦で記録しチ-ムも3-0で勝利している。プレミアリーグ、スーパーカップ、カップ戦の三冠達成に貢献しレギュラーに定着。優れたポジショニングと鋭い読みでボールを奪取、更に豊富な運動量を誇るこの守備的ミッドフィールダーがいれば、ボランチを一枚で充分。攻撃の組み立ては無理をせず、シンプルに堅実なパスを選択するバランサー。そして中盤の底に君臨する為に最も必要とされるのがチームを鼓舞する熱いメンタリティ。ピッチ上でのキャプテンシーやコーチングは、代表でもクラブでも発揮してきた。