欧州にもアジアにも属さない孤高の大国を日本人は侮っていないだろうか
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ここまで書いて何が言いたいのか。トップリ-グであるスィペル·リグをはじめ、否サッカーだけでなくトルコに行ったことのない日本人からは過小評価されている気がしてならない。現在のEUは拡大を急ぐよりも、加盟国の結束を固め、アメリカや中国に対抗できる「第三極」の確立優先する方向だが、実際こんな大国をEUに組み入れたらパワーバランスが崩れると懸念する声も少なくない。
其れを証明する一端がイスタンブールの新空港である。ニューヨ-クや欧州のキャピタルシティと比べても、これ程の空港施設は見た事がないと感じたが、間違いなくド·ゴールやフランクフルトよりは上、唯一ロンドンヒースロー空港が規模では勝ると聞いて深く納得してしまった。
過去二十年のチャンピオンズリーグ決勝の公式入場者であるが、最多は言わずもがなの聖地ロンドンのウェンブリー。 ’11年’13年、記憶に新しい一昨年(24年)と八万人オ-バ-を記録しているから別格。かつて全世界の陸地と人口の約1/4分を支配下に収め《太陽の沈まぬ帝国》を名乗った大英帝国のDNAは欧州一大きくこさえたがる。次いでフランスのサン=ドニが’06年にバルサ対ア-セナルで79,500人を記録しており、次が74,954人のマドリ-ド(ベルナベウ)。その後にイスタンブールが72,059と続くのだからトップリ-グ/WC優勝国の三強と堂々肩を並べる七万ごえ。惜しむらくは空港からアタテュルクの名前が消えてしまった事だろうか。外交関係樹立百周年を迎えた一昨年、アタテュルク廟では日本政府外務大臣が献花を行い、建国の父への敬意を示した。街中の風景もこんな感じで、結構毛だらけ100の文字だらけ。
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着工は1997年。それから約五年もの歳月を費やしワールド杯日韓大会大邱スタジアムでの三位決定戦から32日後に行われたオープニングゲームは満員七万九千人の大観衆が見守る。ガラタサライの相手として招いたのはギリシャの強豪オリンピアコス。日韓に限らず歴史的因縁を引きずる隣国対決が熱くなるのは必然。