コンディショニング問題の影で 気になったのは西高東低の偏向代表編成
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五大会ぶり、つまり’06年ドイツ大会以来二十年ぶりとなる世界最高峰の舞台に帰ってきたチェコ代表。一分二敗と予想外の不振に母国のファンによる辛辣なコメントがネット上に並んだから遣る瀬無い。移動距離の長さと高地の空気に体が適応できておらず、試合後半になると運動量が減り失点を許すパタ一ン。同じ国際大会でも二年前の欧州選手権とは大違い。画面に釘づけとなったポルトガル対チェコの初戦。両国代表が鎬を削るライプツィヒのスタジアムに響き渡るチェコ語の大声援がスピーカ一越しに伝わる。多民族国家ハプスブルク帝国が崩壊したのは1918年。民族自決の旗を掲げた新生国民国家の新たなる船手。チェコ人にとってのチェコ語はアイデンティティの象徴である。その地域区分は西側のボヘミア、東側のモラヴィア。そしてポ一ランドと国境を接するシレジアの三地方で歴史的な区分がされている。行政区画が再編されて首都と十三の州で構成されている現在。総人口は約千九十万人でその約1/4が首都プラハと周辺の中央ボヘミア州に一極集中。とはいえ人口四十万規模の第二の都市ブルノと三位のオストラヴァが三十万。五位なのか六位なのか微妙ではあるがオロモウツが十万人で両都市を繋ぐ位置にある。オ一ストリアとハンガリーに接する南モラヴィア州とモラヴィア·スレスコ州、そしてオロモウツ州の州都三都市で八十万規模。オストラヴァとオロモウツの距離は168kmだから東京から静岡程度か。
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写真のとおりRIGIO·JETバスならばたったの69チェコ·コルナ=330円の乗車料金でチェコ第二の都市ブルノとの間を運行しているならば利用しない手はない。チェコ一部リーグの命名権はビールのガンブリヌスが記憶に残る。今季はブックメーカー企業のChance(チャンス)。24−25シーズンから五年間の契約を結んでいるが、2017-18の一シーズンだけは塗料メーカーのHETが冠だった。それにしても、今回の北中米大会に招集されたメンバーの所蔵クラブをあらためて見直せばこの国のフットボ一ルが、いかに西高東低に偏ったているか一目瞭然。最大派閥スラヴィア·プラハの十名にスパルタの二名も加えたプラハ勢。更にヴィクトリア·プルゼニの中盤三人で計十五人がボヘミアのクラブから集められているのに対してモラヴィアのクラブからは零。
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