リグリ一アの港町で磨かれるギニア湾からの原石たち
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北中米大会であらためて注目されたのがアルゼンチン代表のエグい“Malicia:マリーシア”。他の競技ではあまり耳にすることのないサッカー専門用語。このポルトガル語をずる賢さなどと和訳しているが、イタリア語のスペルだとMaliziaとなりマリッツィアと発音する。ラテン語で悪徳や悪意のmalitia:マリティアが語源。フジテレビ系ドラマ『マルモのおきて』の主題歌で幼気な子役が「マルマルモリモリ♫」と歌っているのを見た瞬間ラテン語が解る外国人が鼻から〇〇を噴き出すほど驚いたのが十二年前。Maluがラテン語で悪や不運を意味し、Moriがラテン語で死ぬという動詞(不定法)だったことが日本で知られて日本全国の森さんは落胆したとかしないとか。
日本語でマルはGoodでも、ラテン系界隈でマルはNoGood。
先週末のラ·リーガはヴァレンシア対レアル·ソシエダの日本人対決を期待していた日本のファンも多かったはず。双方スタメン不在は仕方ないとして途中出場もなく完全な肩透かしに終わった。久保建英:Takefusa Kubo【2001年6月4日生】の調子が上がらないから監督にあたるのも御門違い。バルサ育ちの久保をレアルが獲得、マヨルカに貸し出された後ソシエダが完全移籍で獲得したのは’22年。そのソシエダで二十五歳の久保がベンチを温めている現状を何処の誰が予想しただろうか。僅か半年前に日本の各メディアが「悲願の初タイトル獲得」と報じたのがアトレティコとのコパ·デル·レイ=スペイン国王杯激闘ファイナル。年明けの18日バルセロナ戦で左ハムストリングを負傷、約三か月のブランクを経て復帰したアラベス戦でいきなりアシストを記録した久保は、途中出場ながら延長戦で三十分以上プレ一して存在感を示しPK戦での勝利に貢献した。二年前にもこのタイトル獲得目前の一歩手前、ベスト4まで勝ち進んだソシエダ。2023-24シーズンの準決勝は久保にとって古巣マヨルカとの対戦もPK戦の末無念の敗退。
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延長戦に入っても奮闘した久保だったが104分で交代を告げられる。アジアカップ以降続く過密日程で流石の久保もヘロヘロ。しかし交代で入ったのはウマル·サディク:Umar Sadiq 【1997年2月2日生】。初戦第久保の演出したビッグチャンスをまさかのシュートミス。不本意ながら一気に知名度を上げたのがウマル·サディクだったからこの采配に日本のファンが黙っちゃいない。ボロクソにウマルを貶す批判のコメントがネット上に溢れる次第。実際久保が退いてからソシエダから好機も勝機も消滅した。残念ながらラテン語ならウマル(◎)でも日本語ならウバツ(✕)になってしまったと、つまらない駄洒落を頭に浮かべながら、この長身ストライカーと日本代表プレ一ヤ一との競演を思い出していた。ウマルを目の前でフレ一厶に収めたのは2019年の冬。後のナイジェリア代表のストライカーを母国からイタリアに迎え入れたクラブが実はスペツィア·カルチョ。ジェノヴァとスペツィアのほぼ中間に位置するラヴァニェーゼ(セリエD)にレンタルされると、最終節でトップデビューを果たしたのが2013-14シーズン。翌年は24試合で26ゴールという驚異的な成績を収め、カンピオナート·プリマヴェーラ=U19の得点王に輝いている超有望株。

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