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マンチェスター・シティの逆襲はあるか!?

 オイルマネーによる急速な成長を遂げたマンチェスター・シティは、コンパニやライト・フィリップスを獲得した07-08シーズンより毎回の移籍市場で主役となり、大型補強を続けてきた。金で全てが変わるとは誰1人信じていなかったが、11-12シーズンにはライバルのユナイテッドを振り切ってプレミア初優勝を果たした。

 わずか5年あまりで一気にプレミアのトップに躍り出たシティだが、今季はその勢いに陰りが見えている。相次ぐ負傷者、攻撃陣の沈黙・・・。様々な要素が絡み合い、チェルシーの首位独走を許してしまっている。
 そんな中、前節の2位・サウサンプトンとの直接対決では3-0と圧勝し、復調の兆しも見せた。この試合に詰め込まれていたシティ苦戦の理由と、逆襲の道しるべを紐解いていく。

☆移籍市場での失敗

 いやらしい言い方になるが、金のあるシティにとって移籍市場でライバルになる相手はほとんどいない。それこそレアルやバルサくらいのものだ。自分たちが狙った獲物を取り逃がす事はほとんど無い。そんなシティが今夏の補強ポイント筆頭に挙げていたのがCBとボランチだった。
 CBは長年の泣き所であり、主将であるコンパニの相棒を務める選手がなかなか出てこなかった。レスコット、サビッチ、ナスタシッチと様々なCBを起用したが、どれもビッグクラブにふさわしい選手では無かったのだ。
 ボランチは、ヤヤ・トゥーレの相棒に中盤の守備を引き締める 役割を担う守備専門の選手をリストアップした。シティがCLなどの大舞台で勝てないのは守備力に問題があるためと考えられており、そこを引き締めに動いたのだろう。

 そして彼らが目を付けたのがポルトのDFエリアカン・マンガラとMFフェルナンドだった。どちらも大型の選手で、フィジカル勝負で負ける事はほとんどない。マンガラは23歳と若いが、ポルトでの実績も充分積んでいる。これで懸案だった守備力の底上げに成功したはずだった。
 ところが、マンガラとフェルナンドは今のところチームにフィットしていない。マンガラは前節のサウサンプトン戦でも2枚のイエローを受けて退場処分を受けており、フェルナンドに至っては監督からの信頼を得られずにベンチ生活が続いている 。
コンパニの相棒は大ベテランのデミチェリスが務め、ヤヤ・トゥーレの相棒もフェルナンジーニョと昨季から何の変化もない。

 そう、シティは今夏の補強に失敗したのだ。サウサンプトン戦で新顔と呼べるのは退場になったマンガラのみで、後は昨季からの既存戦力のみだ。シティがオイルマネーでの大型補強を敢行するようになってから、チーム力を底上げ出来ないままシーズンインを迎えた事は1度もない。
 さらに言えば、補強戦略にもほとんどミスが無かった。金にモノを言わせるチームは選手を獲得してから使いどころが無いなどのミスを犯しがちだが、シティのフロントはそうしたミスをほとんど犯さなかった。
 アグエロ、シルバ、ナスリ、ヤヤ・トゥーレらは主力としてフィットし、彼らの力無しでプレミアを制覇する事などありえなかった。
 ところが今回のマンガラとフェルナンドは珍しく空振りし、チーム力は昨季とほとんど変わっていない。前節のサウサンプトン戦のメンバーでも、新顔と呼べるのは退場処分となったマンガラのみだった。

 そこに加えて主力の故障が相次ぎ、シティは14-15シーズンのスタートダッシュに失敗した。リーグ戦ではチェルシーに首位独走を許し、CLでもグループ敗退の危機にある。ペジェグリーニ監督の首も危ういと言われているほどだ。
 1度の補強ミスからシティを覆い始めた黒い雲。どんよりとした空気がマンチェスターの2チームを包む中、どのようにリカバリーしていくのだろうか。

☆奮起すべきは4人のアタッカー

 マンガラとフェルナンドの目玉補強が空振りに終わった中、思わぬサプライズもあった。半年の短期契約を結んで獲得したランパードが、チェルシー時代と遜色のないパフォーマンスを披露しているのだ。前節のサウサンプトン戦でも2点目のゴールを決めている。
 彼の活躍が無ければ、今頃シティはもっと下の順位になっていたかもしれない。しかし、あくまで短期契約であり、ランパードが35歳を超えている事も忘れてはならない。いつまでもベテランに頼り切っている訳にはいかないのだ。
 奮起すべきはこれまでシティを支えてきた4人のアタッカーだ。アグエロ、ナスリ、シルバ、ヤヤ・トゥーレ。彼らが奮起しない限りシティのプレミア制覇はありえないと私は考えている。

By | 2017-04-21T21:52:22+00:00 12月 10th, 2014|Categories: コラム, プレミアリーグコラム|Tags: |0 Comments

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大阪府在住 / 20代 / 趣味:サッカー観戦、カラオケ / サッカー歴:中学2年よりサッカーを始める。人生初の試合が0-12、チームとしてのシュート数0と歴史的な大敗となり、カルチャーショックを受ける。それ以降なぜ0-12で負けたのかを研究するようになり、気付けばサッカーオタクとなっていた。

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