レナト・リベイロ・カリスト選手がセカンドステージ初戦の
多摩川クラシコを最後に広州富力に移籍してしまった。
フロンターレのキープレーヤーであり、
中村憲剛、大久保嘉人のベテラン主力の中にあって
長期的な視野に立てばタイトルを獲得するにも
決して欠いてはいけない選手と思われるのに、
外から見るとあっさりと手放した印象しか残らない。
その後の2連敗の川崎の姿を見ると、はっきり言ってフロントと現場の関係
そしてクラブ強化のプランなど、
もちろん継続的に川崎を見ているわけではないので、
いい加減な事を言ってはいけないのだが、
そうしたものがあっけなく吹っ飛んでしまったようで、
気が抜けてしまった。
ただレナトには何の責任もない。
好条件を提示されて、しかも川崎提示想定していた違約金を支払ってきた広州富力。
プロ選手としてその選択は当然といえば当然である。