129〗Strawberry Arena / ソルナ

ロシアを離れ隣の都で奮闘するストライカ-

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しかし四年前この奇跡を誰が予想できただろうか。あらためて振り返って見る事にしよう。ヤンネ・アンデション:Janne Andersson【1962年9月29日生】は2016年6月に監督に就任すると見事な手腕を発揮しでロシアでは、メキシコ代表、更にスイス代表を下しベスト8進出の成果を残している。つまりプレーオフでイタリアを敗ったのがフロッグではないことを証明したのである。’21年のEUROではグループリ-グを首位通過したもののウクライナ代表に敗れベスト16止まり。それでも悲観する程ではない。この時ポ-ランドとはサンクトペテルブルクで対戦。二点差を追いつかれはしたがアディショナルタイムで突き放す好試合だった。残り時間は十三分、四枚目のカ-ドをきったアンデション監督。手札はロシアでのメキシコ戦で三戦連発のインパクトを残したヴィクトル・クラエソン:Viktor Claesson【1992年1月2日生】。期待に応えて決勝ゴ-ルを決めた英雄は当時はロシアのFCクラスノダ-ルでプレーしていた。’16年の国内リ-グ終了後にIFエルフスボリからの移籍。ロシアの水に馴染んではいたのだが、’22年のウクライナ侵攻を理由とする特別処置で、契約が解消されFCコペンハーゲンの所属となり今季も獅子の横顔を左胸につけプレーしている。
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カタール・ワールドカップ欧州予選のプレーオフ。延長戦1-0のスコアでチェコを破ったスウェーデンに対して、準決勝ロシア戦がウクライナ侵攻を理由に不戦勝となったポ-ランド。幸運にも恵まれ前年の借りを南部ホジュフのスタディオン・シロンスクで返した。更に暗雲が立ち込めたのは三ヶ月後の2022-23シーズンのUEFAネーションズリーグ(UNL)。リーグBのグループ4で所属したスウェーデン。スロベニアには一勝一分と勝ち越したもののノルウェー、セルビア相手になんと連敗。スロベニアの後塵を拝しての最下位でグループCへと降格してしまった。四年前ロシアで世界の八強からABCのC、三部降格へと急降下には驚かずにはいられない。