177〗Stadio Alberto Picco / ラ・スペツィア

世界で最も首をキられやすい職業とされるイタリアクラブの監督職。4~5試合勝てなければポンポン肩をたたかれることもなくクビを宣告。そうなると経験豊かな計算できる選手を起用せざるを得ない。使い続ければ二十歳前後の若手が成長すると解ってはいても指揮官に時間的余裕はないのだから。
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ポーランドのバイキングもルネサンスの聖地からリグリ一アの港町に

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このシーズンのカンピオナート·プリマヴェーラ《ジローネA=北部》は、優勝こそラツィオU19に譲ったがフィオレンティーナU19は、1勝ち点差の2位で決勝ラウンドに進出。3位サンプドリアと4位エラス·ヴェローナがプレーオフ最終ラウンドへの権利を確保。スペツィアは4勝14敗8分で12位ながら若手の育成も怠らない。
注目すべきは、外国人選手の保有数。フィオレンティーナの19人と突出した数字は、この年代からスカウトの眼が海外に向けられているのを証明している。続いて多いのはサンプドリアの15人。二桁越えは、ラツィオとチェゼーナ(共に13)の計四クラブ。ヴィオラからはパナシナイコスFCの守護神、ポーランド代表バルトウォミェイ·ドロンゴフスキ:Bartlomiej Dragowski【1997年8月19日生】が巣立っている。
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2019年からの2シーズン、フィオレンティーナのトップで守護神を務めたドロンゴフスキは、’22年セリエA初挑戦のスペツィアへと移籍。ウィンターブレーク中、足首の手術の影響で年明けの1試合こそベンチから外れたが34試合イーグルスのゴール前に立ちはだかった印象がファンの脳裏に刻まれている。アテネの強豪への移籍もレンタルされ、その後完全移籍。写真は一昨年撮影したが髭も普通。フィオレンティーナの頃の”ポーランドのバイキング”と称されたボリュームが懐かしい。今季は母国に戻りヴィジェフ·ウッチでプレ一している。

目先の勝利にばかり拘るのはセリエBやレガプロでも同じだから、最早この国の伝統。そして大きな問題点を挙げるならば、プリマヴェーラの上に年齢別カテゴリーの経験を積む場がなかった。独立したリザーブリーグ=23歳以下の控え選手やトップチームの調整用リーグが存在しなかったのは個人的に問題視していた。この2016-17シーズン、イングランドでもU-21プレミアリーグをプレミアリーグ2と改名している。一方ギリシャでも前述のパナシナイコス、そしてオリンピアコス、AEKアテネとPAOKの四強が、スーパーリーグ2(二部)に若手主体のリザーブチームを参加させていたからオランダ風。
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