予選では常連バ-ゼルに連勝の金星、本選にあと一歩のプレーオフでクラブ・ブルッヘの前に涙を飲むも、前年閉ざされたELの舞台が待っていた。当然クラブ史上初となる快挙。前身のUEFAカップでブカレストに一回戦で敗れたのが’99年、つまり前世紀の昔ばなし。グループを一勝一敗一分で折り返し、重要なPSVアイントホーフェンとの再戦を迎える。オランダの強豪はワントップには11番のウザい奴 コーディ・ガクポ:Cody Gakpo【1999年5月7日生】。トップ下にそのガクポに決定的な仕事をさせなかった功労者堂安。この難敵に続いて、翌12月はポルトガルのスポルディングCPを粉砕。更に決勝ト-ナメント一回戦もAZアルクマールを退けて十六強。四~五年前は二部のクラブが一気に駆け上がり黄金時代が到来。
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ライファイゼン国際銀行はナショナルチームのスポンサーでもあり、ゲアノット・トラウナー:Gernot Trauner【1992年3月25日生】の胸中央にも黄色と黒の同社ロゴ。リンツ出身のトラウナーは’21年にLASKリンツからフェイエノールトへと移籍したセンターバック。’23年に加入した上田綾世:Ayase Ueda【1998年8月28日生】とは三シ-ズン共にプレーした。昨季はアキレス腱の負傷でピッチに戻るまでに約十一ヶ月の離脱期間を要したが見事にカムバックを果たす。
このトラウナーと共にリンツ黄金期の最終ラインを支えたのが
今季を持ってベタル・フィリポヴィッチ:Petar Filipović 【1990年9月14日】が三十五歳で現役生活にピリオドをうった。
この写真は2017年ウィ-ンで撮影したウォーミングアップ。紫色のアウストリアウィ-ンのウェアに袖を通したのは2016-17シ-ズンからの二年間。最後のザルツブルク戦では途中出場した南野拓実:Takumi Minamino【1995年1月16日生】とも対戦している。
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17-18シ-ズンはトルコのコンヤスポルに移籍。するとELグループIでザルツブルクと同組に。十月の第三節では再び南野と顔をあわせている。’19年にオ-ストリアに戻り、LASKリンツで一歳年下のトラウナーと息のあったディフェンスを披露。最終ラインに堅固な壁を築いた。無観客試合でマンチェスター・ユナイテッドに大敗し八強入りを逃したものの、フィリポヴィッチが出場停止の時点で結果は想像がついてしまった。
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