31〗Ljudski vrt / マリボル

欧州最古のワインセラーと世界最古の葡萄の木

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国土面積は僅か20,273平方キロメートルだから四国四県とほぼ同じ大きさ。マリボルといえばに欧州屈指の規模、欧州最古(1847年)とされる古典的なワインセラーがあることで知る人ぞ知る街。その広さは15,000平方メートル以上、地下道の長さは二キロ強。木樽、コンクリートタンカー、ボトルも含めた総容量は三百万リットルと言われてもよく解らないが凄いのは間違いない。最高のヴィンテージのボトルが保管されているアーカイブはワイン通を唸らせる。マリボルといえば世界最古の葡萄の木Stara trta。ギネスブックに認定されているのは《ツァメトフカ》なる品種。その樹齢はなんと四百年を超える。この古木がシンボルマークが目印の建物「オールド·ワイン·ハウス」もテイスティングと購入目的の観光客で結構賑わっていた。
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第31話はNKマリボルの本拠地スタディオン·リュドスキ·ヴルト。クラブ創立は第一次対戦後。陸上競技、テニス、サッカーの各部門が設けられた。カバー写真は、2002年に開催されたFIFAワールドカップ日韓大会の公式プログラム。オランダ代表の予選敗退に頭を抱え、驚かされたのはプレーオフでルーマニアを下して初出場を決めたスロベニア。韓国でのグループBで三戦全敗、日本のピッチを踏む機会はなかったが、国内組五名が招集されており、マリボルから三名、オリンピア·リュブリアナとコペルからそれぞれ一名が選出された。おそらくこの時スロべニアの都市マリボルの名前とこの街のクラブが国内屈指の強豪である情報が脳内にインプットされている。ちなみに息子を“出し”にして撮影をお願いしているが、日韓大会開催当時彼は二歳。この写真はドイツ大会開催の翌年ぐらい。彼をベビーカーに乗せて家族三人で地下鉄に乗っていたときのこと。扉が開き駅構内に筆者が視線を送るその先には美女。旦那は仕方ないとして、元嫁の話では赤ん坊まで同じ女性を凝視をしていたらしいから蛙の子はやはり蛙。