66〗Tynecastle Stadium /エディンバラ

紫色に空が移ろう幻想の都

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数多くの絶景が点在する欧州を見渡しても、エディンバラの情趣溢れる朝焼けは格別で忘れ難い。英国でも特に曇りの天候が多いスコットランド。偏西風が海上の水蒸気から雲を生み出し、バイオレットからパープル色に染まるカンバスの下地。幻想的な世界にエディンバラの街並が描かれる。青と赤、相反する色の絵の具を混ぜることで新たな色彩が生み出される。今回のテ-マカラ-は紫。日本では高貴で雅やかさの代名詞。十三年程前パリで子供達を対象にワ-クショップを開催した時のこと。仕上げに着彩するのでお好みの色を聞いたら、女の子たちは一様に「violet=ヴィオレ!」のリクエスト。たまたま流行していたのだろうか、口を揃えた理由は謎だか、サンフレッチェ広島サポ-タ-には喜んでいただけるかもしれない。
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子供達との集合写真を記録用に撮影、早めに迎えにきたお母さんに「貴方が余りに美しいので写真を撮らせてもらえますか?」と通訳に告げると、そのまま直訳してくれたらしい。もちろんイベントの事業報告書に添付する写真だから仮に醜女でも笑ってくれていれば事は足りる。忘れられないのは帰ってきた一言。「昨晩まで不眠症気味だったけど貴方のおかげで今晩はぐっすり眠れそうね。」 こちらのユ-モアに対してユ-モアで返してくるとは流石パリジェンヌ。実際パリで素敵な女性とお目にかかるが、日本では何となく誤解されている気もする。パリジェンヌとは自身のライフスタイルを確立した人生経験が豊富な女性を指す場合が多い。
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