では最後に、ハリルJAPANの攻撃のここを見ろ!と呼べるポイントを紹介する。縦パスのタイミングは適切か、縦に急ぎすぎていないか、崩しの質は高いか、今は勝っている状況なのかの4つだ。守備に比べると見極めるのが難しいかもしれないが、縦パスを受ける側の選手が苦しい態勢になっている場合は、縦パスのタイミングが適切でない可能性が高い。
つまりそれは縦に急ぎすぎている事にもなり、自分たちがリードしている展開では試合をコントロール出来ていないと考えて良い。縦に急ぎすぎている場合は自分たちのスタミナを無駄に消費し、攻守ともにフルスロットル状態が続いているという事だ。見る者が興奮するようなピンポンサッカーが続いている際には、「危ないな」と冷静に見極めていただきたい。
そして、2か月後にはW杯アジア予選がスタートする。アジアで抜きんでた力を持つ日本には、半ば勝って当たり前という空気が流れている。だからこそ、狙い通りの崩しから得点を奪えているかに注目してほしい。少なくとも青山のスーパーミドルや柴崎の超ロングシュートなどは何の参考にもならないという事だ。