ところが、この日もバイエルンの出足は遅かった。シャルケにプレスをかわされ、試合序盤にも集中力の切れたようなプレーから危ない場面を作られている。そして事態は最悪な方向へ向かった。シャルケのDFラインから出されたロングボールをアラバとシャルケFWが競りに行き、アラバと接触。
体の小さいアラバは倒れ、抜け出したシャルケのシドニー・サムを止めようとしたボアテングが決定機阻止の判定で一発退場を喰らうハメとなった。スピード、そしてビルドアップを強化するためCBに抜擢されたアラバが、当初より欠点と思われたフィジカルで競り負けてしまったのだ。
ネガティブな部分ばかりが出てしまい、バイエルンとしては非常に不運だった。結果的にはペップの3−4−2−1が裏目に出た事になる。何より興味深かったのは、ボアテング退場後のペップの対応である。