Foot ball Drunker 〔76〕visiting 『Eduard Streltsov Stadium』モスクワ / ロシア

『ロシアのペレ』 ストレリツォフの名前は永遠に

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カバー写真はモスクワ市内の地下鉄カード。2021年秋の帰国時
怪しげなシャトルバスに積め込まれて向かった郊外のブヌコボ国際空港。ウクライナ侵攻後もインフラ整備は手を停めることなく空港線地下鉄駅が開業したのは三か月前。モスクワでは大きな荷物を背負っていると改札の前で、空港と同じく金属探知機によるチェックが強いられる。最初は面倒に感じたが、治安が保たれるならと気にもならなくなる。


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第76話はトルペドの本拠地、エドゥアルド·ストレリツォフ·スタジアム。
1990年7月22日に喉頭癌で鬼籍に入ったロシアのペレことストレリツォフ:Eduard Streltsov【1937年7月21日生-1990年7月22日没】。その功績を称えトルペド·スタジアムは彼の名を冠する事に。
訪問したのは2021年の秋、このシーズンはファーストリーグ(二部)優勝で2014-15以来となるプレミア昇格を果たす。


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クラブの母体である国営自動車メーカーは連邦崩壊で国内市場を外国企業に奪われる。売却されたクラブは2009年アマチュア(四部)から出直し。本年5月13日第27節のCSKAモスクワ戦に敗れ降格が決定。現在は再びファーストリーグと上下の振り幅激しいエレベータークラブ。

週末露プレミアの試合取材は済ませたので、平日の夕方はスタジアム横のコートで小学生年代の練習を保護者と一緒に見学させてもらう。
「自分の子供がいるわけでもないのに、この東洋人は何が楽しいのか。」
不思議そうな視線が自分に向けられているのは自覚しているが、今では気にもならない。


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眺めながら我が息子の小学生年時代、指導に携わった経験を振り返る。大変だったのは降雪の朝。氷って固まる前にスコップで小学校グラウンドの雪を取り除く作業。一緒に汗を流す教員には20代の女性もいて、この重労働は少々気の毒に。トルペドの子供たちの写真を多めにした今回。10月には冬が到来するモスクワ。一週間ほど前、積雪が原因でトラックと列車が衝突する事故が起きているが乗っていた子どもは無事だった。


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自宅にTVがないし、そもそも夜自宅には滅多にいない現在の生活。今週24日の日曜、もはや年末の風物詩 M-1グランプリ2023がABCテレビ・テレビ朝日系列で放映された。かつてはオートバックスが冠スポンサーで、優勝したコンビに目録を渡す際社長もTV画面に登場。


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