四十回目のハッピ一バ一スデ一 コロンビアの大砲は衰え知らず
◇◇◇◇◇
それでも前半終了間際、ドニプロのルスラン·ロタン:Ruslan Rotan【1981年10月29日生】がフリーキックのチャンスを逃さず右足で直接ネットを揺らす。相譲らずハ一フタイムに。
後半は膠着したもののビトーロ:Vitolo【1989年11月2日生】のスルーパスに抜け出したバッカがダイレクトでゴール右へ突き刺して決着。
◇◇◇◇◇

◆◆◆◆◆
二得点のコロンビア人ストライカーは、’12年年明けにクラブ·ブルッヘへ加入。雑誌の見開きは一年後、2013年1月27日にヤン·ブレイデルスタディオンで開催されたKAAヘントとの試合で撮影されたもの。前年欧州での初得点を決めたのも4月15日のKAAヘント戦(1−0で勝利)。シ一ズン最終戦のKVコルトレイク戦では二得点を挙げてCL2012-13出場権獲得の立役者に。スペインでは三つのクラブ、ACミランでもプレーしたバッカも一昨日四十歳の誕生日を迎えた。ワルシャワのピッチに立った多くの戦友が現役を退く中、今季は母国の名門デポルティーボ·カリに加入した老而不衰のストライカー。
2013年5月にUEFAは、EL2015-16シーズン優勝チームに翌シーズンのCL(プレーオフ予選からの)出場権を与えると発表した。この提案は歓迎され実現は前倒しに。この日の勝利者セヴィージャはCL出場権をボ一ナスとして獲得している。CLグループ三位のチ一厶が、ELベスト32に移るレギュレーション。「失敗したチームへの罰」と嘆いたファーガソン監督にプラティニ会長が怒りを露わにしたのは2011年。結局ファーガソンが釈明する一連の茶番劇。ELの決勝トーナメントを勝ち抜けば来季はCLへと帰還できる「正」のベクトルが確立されたことで循環型の健全な関係が構築され一件落着。EL推奨派としては、優勝チームだけでなく、上位四チームまでにCL予選の出場権を与えるぐらいのベクトル肥大化、大盤振る舞いを希望しても良いと思うのだが。
◇◇◇◇◇

◆◆◆◆◆
騒動から二年後、智将のマンチェスター·ユナイテッド勇退時にUEFA会長は最大の賛辞を贈った。また両大会において準々決勝終了時点でイエローカードの累積を一度リセットするUEFAの規定変更を、自身の経験から支持しており両者の関係も穏やかなに。ワルシャワでの試合前、コーチング·アンバサダーを務める老紳士は僅かな時間であるがピッチの片隅に足を踏み入れたらしい。二人がお揃いの赤いネクタイをしている姿を、残念ながら見つけることはできなかった。