2011年にブラッターからプラティニへ支払われた金額は二百万スイスフラン。日本円にして約3億3000万〜4000万円のコンサルティング料に対して検察側は詐欺や背任などの罪状で禁錮刑を求刑したのが2015年。ワルシャワから半年後にFIFA倫理委員会から八年間の活動停止処分を受けるなどとは思いもしなかったが親プラティニ派としては納得いかない。「将軍は嵌められたに違いない。」
昨年(25)年8月28日にスイス検察当局が上訴しないことを発表し、長年の司法闘争が終焉を迎えた。’22年の一審に続き控訴審でも退けられての決着。判決は過去の正当な顧問活動に対する「紳士協定」に基づく極めて正当な報酬の支払いで違法ではない。プラティニが辞任を余儀なくされた結果、事務総長から会長へと昇進。漁夫の利を得たインファンティーノが’16年にFIFA会長の座にまで駆け上がった。
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敵はUEFAだけではない 将軍の逆襲が始まった
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冒頭で述べたとおり、プラティニは弁護士に刑事·民事訴訟を起こすよう指示している。この約十年間もの騒動で被った損害はFIFAに責任があるとして、会長候補から外された際の関係者への刑事捜査も要求。 顔ぶれはインファンティーノをはじめ、2007年から2016年までFIFA法務部長を務めた元副事務総長マルコ·ヴィリガー:Marco Villiger【1975年3月14日生】。このスイス人弁護士は’18年にFIFAを退職している。
また’13年から’16年にかけて、FIFAの独立監査·法令順守(コンプライアンス)委員会の委員長を務めたのはドメニコ·スカラ:Domenico Scala【1965年生】。2016年、新会長に就任したインファンティーノの方針(独立委員会の権限を制限する決議など)に強く抗議し、委員長を辞任したイタリア人も対象に。他にもスイス司法当者の実名が。更に損害に対する賠償も要求しているのだが大会目前準備に追われるとして、FIFAとインファンティーノ氏はノ一コメント。