スラヴ人は用いる言語で線引きされて南スラヴ、西スラヴ、東スラヴの三派に分けられる。分裂したのは五世紀から六世紀にかけて。東はギリシャ正教を、西はカトリックを尊崇していた。ちなみに南スラブは旧ユーゴで混在していたから後に分裂するのも“北に近ければ南に遠い”の諺どおり。
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三つの異なる民族と言語 異文化が交差する中欧
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欧州を旅してみて面白いと感じるのは前述のトライアングルエリア。まず旧東欧であってもハンガリ-はスラブ系ではなく誇り高きマジャール人。実際には多国籍ながらゲルマン系言語のドイツ語を用いるため、ゲルマン国家として括られるオ-ストリア。そして西スラブのスロバキアと異なる文化が交差している。2019年ブラティスラバに新スタジアムが完成してからも'21年にはFIFAワールドカップ予選のスロベニア戦。'23年にはUEFA欧州選手権予選のルクセンブルク戦など重要なナショナルチームの試合が開催されている。そして刮眼すべきは23年6月19日はウクライナ代表がホームゲームでマルタ代表に1-0の勝利した公式戦。ロシアの侵攻以降、ポーランド以外の国でホームゲームが行われたのはこの試合が初めて。小国なりにウクライナへを支援する心は伝わる。
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日韓国戦に限らず、欧州でも歴史的に因縁深い隣国同士の対決となると、異様な盛り上がりをみせる。2016年の夏、猛暑下での過酷なシーズンが幕を開けた。繰り返すがトルナヴァの人口はおよそ六万八千人。百七十万人を越えるかつてのオーストリア=ハンガリー帝国の都までは僅か百二十キロにも満たないから川崎サポーターは鹿島スタジアムに行くのと同じぐらい。
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