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4位以内が熾烈なプレミアリーグ 〜後半戦に完成するリヴァプール

 その中ではスタリッジとスアレスの“S&S”ならぬWエースがゴールだけでなくアシスト能力にも優れるため、この2人の万能型ストライカーの持ち味を最大限活かせる適正なシステムとスタイルを編み出すために試行錯誤。システムはスアレスかスタリッジがどちらか1人だった前半戦の<4-2-3-1>から<3-5-2>を経て、<4-3-1-2>と<4-3-3>へ落ち着きました。また、30歳代半ばに差し掛かった主将のジェラードを守備的MF役となるアンカーとしてコンバート。運動量は少なくとも、弾道の鋭い正確なロングパスによる展開力や、経験に裏打ちされたポジショニングで抑えられる守備力を最大限活かすコンバートとなりました。同時にジェラードが後方からロングパスを送る際には前線のスペースも生まれており、Wエースのスピードや突破力が活きるというポゼッションサッカーのカウンターという新たなスタイルが誕生して、この魅惑の攻撃サッカーが完成したのでした。