ブラジルワールドカップで数々の記録を塗り替え、ドイツ代表を勇退したストライカー、ミロスワフ・クローゼ。
彼はセリエA、ラツィオ・ローマとの契約を延長して、今もイタリアでプレイしているが、ローマ界隈では今年の一月の移籍市場の期間中にその契約を打ち切るのではないか、という噂が上がっているようだ。
以前より2015年で現役を引退する、と公言していたクローゼだが、その一月に古巣でプロ人生をスタートさせたカイザースラウテルンへ移籍したいと漏らしているようだ。
ワールドカップ後も、実は同様の噂が飛び交っていた。14−15シーズンを最後に引退することは7月から公言しており、最後のシーズンをドイツの地で終えるのではないか、というものだった。
その時、候補に挙がっていたのは古巣であるカイザースラウテルンとバイヤー・レーバークーゼンだった。最終的にラツィオとの契約を延長することを選んだが、依然として彼の脳内ではドイツで引退したいという思いは強かったようだ。
そして、この話はイタリアだけではなく、ドイツ国内でも報道がされており、俄然信憑性が上がってきた。
現在、カイザースラウテルンは二部に落ちており、現在は自動昇格圏である2位まで浮上してきている。
しかしながら、チームの波が激しく、なかなか戦績が安定していない。古巣に戻り、一部に上げる手土産をチームに残してユニフォームを脱ぐのか、はたまたイタリアの地に留まるのか。
ここまでリーグ、カップ戦含めて5試合で2ゴールを上げている彼の動向に注目が集まっている。