SKシュトゥルム·グラーツ。前年のベスト16に見慣れないクラブが名乗りを上げた。90年代前半財政難を理由に主力を放出しながら元ユ-ゴスラビア代表監督を迎えるとその敏腕で一気に飛躍する。98-99には初出場。翌99-00年も三位でグループリーグ敗退。三度目の正直でベスト16の壁を打ち破った。
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リーグレベルは中堅でもプレスホスピタリティが一流なのは宮廷文化の名残り?
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第百六十八話はリーベナウ·シュターディオン。収容人数16,364人と、規模は小さいもののシュタイアーマルク州の州都は約二十九万人=オ-ストリア第二の都市。スラブ語で砦を意味するGgradec:グラデツがその名前の由来。十五世紀〜十七世紀には神聖ローマ皇帝の居城が置かれ、帝国の首都として繁栄したのがグラーツ。この頃宮廷文化が花開き意外なところにその名残りも。下写真はスタジアムでプレスに振る舞われたホスピタリティのお食事。山盛りの牛肉に加え米を出してくれたのは有難い。前述のとおりクラブの経営状況を考えればプレスの食事など激安ス-パ-で買ってきたサンドイッチでも並べて置けば充分な気がする。ところがおもてなしの一皿はグラーツに拠点を置くイベントケータリング会社の手の込んだ料理。社名の《Festessen》は、ドイツ語で盛大な宴会や祝宴の意味。まさにプレスル-ムの空気はパ-ティ-会場と化した。
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あの日あの時は■2001年2月15日UEFAチャンピオンズリーグ第ニ次グループステージ第三節シュトゥルム·グラ-ツ対パナシナイコス。前半はスコアレスで折り返し、試合が動いたのは後半十五分。左からの浮き玉をゴ-ルに背を向けてトラップしたのはイヴィツァ·ヴァスティッチ:Ivica Vastić【1969年9月29日生】。すると反転から神技のスル-パス。これに反応できたマリオ·ハ-ス:Mario Haas【1974年9月16日生】も見事。ゴ-ルキ-パ-もかわして無人のゴ-ルに突き刺した。