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ドルトムントVSヴォルフスブルク 〜クロップ、最後のDFBポカール〜

 デ・ブルイネが流れる動きにはボランチのギュンドアンが対応するのだが、ギュンドアンはあくまで前からプレスをハメ込もうとしているため、後ろからスペースを突きにくるデ・ブルイネを見失う場面が何度かあった。そこからカリジューリとのコンビで左サイドを崩され、ここを起点に2ゴールを奪われている。
 カリジューリとデ・ブルイネの突破から生まれたFKをナウドが直接狙い、そのこぼれ球をグスタヴォに押し込まれた1点目と、左サイドを崩されてデ・ブルイネに強烈なミドルを叩き込まれた2点目だ。デ・ブルイネのシュートを防ぐのは難しかったかもしれないが、今季のヴォルフスブルクを引っ張ったキーマンを左サイドで自由にさせすぎた。
 クロップにはケールとギュンドアンの位置を入れ替え、守備の上手いケールをデ・ブルイネにぶつける事も出来たはずだが、彼は攻撃を重視してポジションを入れ替える事はしなかった。決して受動的にならないのもクロップがドルトムントで貫いてきた姿勢だ。