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1年前のガンバと同様にJ2最強戦力ながら苦戦するジュビロ磐田の現状〜京都サンガ戦レポート

 本日から当サイトでJリーグ記事を担当となりますシンガキと申します。よろしくお願い致します。
さて私はと言いますと、国内外様々なサッカーを現地やテレビで観戦するのが趣味で、このたびのライターとしての参加を決意した次第でありますが、実は創設当初からのガンバ大阪のサポーターでございます。

 しかし、ただだたガンバだけの記事掲載をしても面白くないとも思いますし、ブラジルW杯で日本代表が惨敗に終わった事により、日本国内でのサッカー人気の低下は避けられないのが現状。そういった背景もあって日本代表や海外サッカーよりも、Jリーグにもっと関心を持っていただける記事掲載を心に置きたいと考えております。

 そこで、まずは少し日が経っておりますが、ブラジルW杯もまだ終了していない7月5日に京都の西京極総合陸上競技場で行われたJ2リーグの前半戦最終戦となった第21節、京都サンガVSジュビロ磐田の試合を現地観戦してきたレポートを掲載したいと思います。

“J2降格したジュビロを観る意味”

ガンバサポーターでありながらJ2を観る意味とは何か?

目的は、

  • ①J1がW杯期間中に中断していたため、Jリーグを観たいから
  • ②J1が再開したらJ2観戦の機会がないから
  • ③1年前のガンバのように代表クラスのメンバーが多くいながらJ2降格したジュビロの現状を確認したかったから
  • ④2006年のドイツW杯惨敗後にサッカー人気が低迷して日本サッカー界にあって、中村俊輔と共に長らく欧州でプレーした松井大輔を観たかったから

彼のプレーは鹿児島実業高校時代から好きで、南アフリカW杯でも本田圭佑並みの活躍をしていたと思っております。

そんな僕は松井のコンフィットシャツを購入したのであります。ちなみに、ガンバが昨季のJ2リーグに置いて、アウェイ戦で数々のチケット完売やガンバグッズショップに相手チームのサポーターが殺到するという”アシノミクス”なる造語を作ったのと同様に、J2降格4年目の京都が相手でも京都サポーターがジュビログッズを購入する姿は多かったです。ガンバほどではありませんでしたが。
当日はお化けのイベントがあり、「あなたもお化けになれる」なるグッズも多々販売されており、写真のような”お化け行列が西京極のスタジアム周辺を歩いて盛況でした。
お化け達にはほどほどに、ケバブを購入してマッチデープログラムなど読みながら試合観戦に入りました。

”豪華メンバーながら主導権を握れ切れずも、ザックジャパン最良FW前田の2ゴールで快勝”

肝心の試合ですが、まずメンバー構成。残念ながら元ガンバ戦士である京都サンガMF横谷繁、ジュビロ磐田CB菅沼駿哉、GK藤ヶ谷陽介の3人はベンチには入ったものの、出場機会なし。3人共にレギュラーを務めた時期はあったものの、チームが期待する結果を残せずに現状は厳しい立場になっております。
そのメンバー構成はジュビロを軸に見ますが、この日もドイツ2部のカールスルーエから正式オファーを受けてから定位置を失った格好の山田大記はベンチスタートだったものの、ブラジルW杯メンバーだったDF伊野波雅彦や、同予備登録メンバーのSB駒野友一、2年連続J1リーグ得点王となり、ザックジャパンで最も長い期間1トップしてプレーしたFW前田遼一といった近年の日本代表メンバーや、南アフリカW杯で大活躍したMF松井大輔、この日は欠場したもののJ1でもJ2でも実績を残すFWポポというJ1でも中位以上クラスの豪華メンバーに、経営規模ではJ2クラスの大分トリニータを2008年にナビスコカップ優勝とリーグ4位に大躍進させたペリクレス・シャムスカ新監督が指揮をとるJ2とは思えないネームバリュー。そんな彼等がJ2では湘南ベルマーレの快進撃が21戦20勝と凄まじいとはいえ、昨季のガンバ同様に平均勝点2前後で終始しているのは何故か!?を、J1経験も豊富な京都サンガを相手にしたアウェイ戦という程良い物差しとして観てみました☆