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ポルト戦6ゴールの真実〜ペップの力では無い??〜

得点が入るたびにペップの喜ぶ姿をテレビカメラは捉えていたが、心中は穏やかではなかったはずだ。なぜなら、この日バイエルンが使用した4−2−3−1はペップのサッカーでは無いからだ。この4−2−3−1は前監督であるハインケスによって植え付けられたものであり、そこにペップの哲学はあまり入っていない。
ハインケスは2年前にハイプレスと縦に素早く展開するダイレクトなフットボールで国内2冠とCL制覇の3冠を達成し、後任のペップに多大なるプレッシャーを与えた。つまりハインケスの4−2−3−1の機能性は過去が証明しており、現実的にはハインケスのサッカーを継続していく方が理に適っているといえる。
しかしペップはサッカー界でも1,2を争うほどの自論を持つ人物だ。ハインケスのサッカーに敬意を払いつつも、いつしかバイエルンをポゼッション主体のカラーに染めていった。