ダイヤモンドの街から母国に帰ったエ-スストライカ-の輝き
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今季はセルティックとハ-ツが共に四勝一分け、レンジャ-スが二桁順位で大きく出遅れた。主将章を腕に巻くのは一昨日もグラスゴ-で二得点。レンジャ-ズを地獄へと突き落としたローレンス·シャンクランド:Lawrence Shankland【1995年8月10日生】。
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あの日あの時は■2023年10月7日スコティシュプレミアリ-グ第8節ハート·オブ·ミドロシアンFC対ハイバーニアFC。エディンバラダ-ビ-の観客数18,675人。後半二十分の時点ではオウンゴ-ルの追加点でスコアは2-0ところが元フランスU21代表エリ-ユアン:Élie Youa【1999年4月7日生】に三分間で二得点を立て続けに奪われて追い付かれる。こうなると日本人としては負傷明けでカップ戦も含め五試合ぶりとなるベンチの田川亨介:Kyosuke Tagawa【1999年2月11日生】の出番があるのではと期待したくもなる。しかし声がかかったのは元北アイルランド代表のベテランフォワ-ドLiam Boyce【1991年4月8日生】だった。この試合は痛めたハムストリングが回復しておらず欠場した小田祐太郎:Yutaro Oda【2001年8月12日生】は、次のセルティック戦に日で復帰。当時は日本期待のフォワード二人が在籍していたハーツ。
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ダブルボランチの一角で残り十二分までプレ-したハイバーニアンのジェームズ·ジェゴー:James Jeggo【1992年2月12日生】。三月シドニーでのワールドカップアジア予選、三笘薫:Kaoru Mitoma【1997年5月20日生】終了間際のゴールでカタール行きを決めた日本代表。この試合で後半の頭から途中出場していたジェゴーはウィーン生まれのメルボルン育ち。下写真はベルギーのオイペンでのプレーを撮影。
実はシャンクランドもジェゴーと同じく’22年はベルギーでプレーしており、上の写真はKベールスホットVAで撮影した。更にユアンもKVメヘレンで十番を背負っていた割に存在感は薄い。
シャンクランドが日本人とポジションを争うのはハーツが初めてではない。KベールスホットVAでは’22年まで鈴木武蔵:Musashi Suzuki【1994年2月11日生】がプレーしていた。ツ-トップを組む機会は稀で基本ワントップの優先順位は、まずシャンクランド、武蔵はセカンドチョイス。実際にプレーを目の当たりにしてしまうと納得。オールラウンドに高い能力で、正直日本人の自分でもシャンクランドを起用すると思った。「もう少し高いレベルのリーグでも通用するのでは」と思いながらシャッターをきったが母国を選択するとは。小田は現在湘南ベルマ-レ所属。FC東京戦に続きカップ戦の広島戦を見たかぎり長身でスピ-ドもあり守備でもアグレッシブ。ガンバ戦で素晴らしいシュ-トを放った映像を見ると何故初得点なのかが不思議なくらい。
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