痛烈な政府批判 社会の荒廃が生み出した七十年代のパンクム-ブメント
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90年代ニューデンが新築されて以降、大きなトラブルは起きていない。川口やジョンソンがプレーした2000年代、ケインとシュマイケルが相対した2010年代も比較的平和。過激なサポーターの熱量と柄の悪さも東欧各都市と比べれば、差程変わらない印象。
本年五月極右活動家らが呼びかけた反移民·不法移民排斥を訴える大規模デモと、親パレスチナや人種差別反対を掲げるグループのデモが衝突したのは事実。不法移民や難民申請者の急増に伴う社会的緊張が問題視されているが、“犯人はすぺてムスリム”というフェイクニュースを流す連中に踊らされているのも困ったもの。163話で取り上げたセウタの問題もフェイクニュースを真に受けた難民が侵略目的で上陸した。この伝え方も政治的背景を無視して切り取っただけのある意味フェイク。発信者は政治への興味も思想もなくただバズればよいのだが、真に受ける人のなんと多いことか。ロンドンの社会的な分断と荒廃は今に始まったことではない。時代は繰り返すから、もしかすると社会体制に対する怒りや反抗心が新たなパンク·ムーブメントを生み出すかもしれない。
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⏹️写真/テキスト:横澤悦孝 ⏹️モデル:Tiana