定番のJabuka(アップル)Borovnica(ブルーベリー)Mango Limeta(マンゴー&ライム)Višnja(チェリー)のボトルが並ぶ中央に今回の主役Jagoda Limeta(ストロベリー&ライム)を置いたがラベルには00の印字。つまりアルコール度数 0.0% のノンアルコール炭酸飲料が発売されたのは’22年。ベオグラードで盛大なお披露目パーティーを開催した際にはサラ·ジョー:Sara Jo【1993年10月29日生】がパフォーマンスで会場盛り上げている。ローマ生まれの本名サラ·ジョヴァノヴィッチはモデル、女優として活躍する美貌に目を奪われるが2013年にスウェーデンのマルメで開催されたユーロビジョン·ソング·コンテストにはセルビア代表としてエントリーした実力派。ちなみに下の写真はスプリトではなくそのマルメで撮影。ハイドゥクが最近マルメとは対戦した記憶がないので調べたところ1997-98、更に翌シーズンと二年連続で UEFAカップの予選で対戦しているから三十年近く貼られていてもおかしくはない。果たして誰が記したのか。謎の足跡を見つけて一本の街灯にさえ夢と浪漫を感じられるのが欧州蹴球の旅。
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ユーロ導入とシェンゲン協定加入 彩度を上げるクロアチアの成長
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アドリア海沿岸を中心とした観光セクターが経済を大きく牽引しているクロアチアでは第三次産業の中でも情報通信·金融ななどの第四次よりも観光·宿泊·飲食がGDPの占める割合が多いのだろうが近年は製造業(第二次産業)も成長している。
2023年1月に導入したユーロ通貨導入およびシェンゲン協定域内への加入により、欧州主要国との貿易コストや為替リスクが激減しての、物流円滑化が大きいのだろう。近隣の西欧諸国と比較して平均賃金こそ低くてもクロアチアの教育水準、何と言っても英語の普及率の高さが当然労働クオリティも高さに直結する。前述のとおり果実名にクロアチア語を添えたが実際のボトルは英語表記。’23年以降二度訪問したがクロアチア語が話せなくとも不自由は感じない。
クロアチアのビールで喉を潤したが外国人労働者に頼らざるを得ない日本の製造業(産業別では最多の約五十六万人。約三割を占める)の現状と未来を思うとその味もより苦く感じられる。〖第百八十二話了〗
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⏹️写真/テキスト:横澤悦孝 ⏹️モデル:里りんか