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スルプスカ共和国のフォーチャ出身のクルニッチがセルビア国籍を持っていても珍しくはないが、アミル·ハジアフメトヴィッチ:Amir Hadziahmetovic【1997年3月8日生】は、デンマークのボーンホルム島の東海岸ネクソ出身。小学生年代までデンマ-ク、中学生年代からボスニアヘルツェゴビナのFKジェリェズニチャル·サラエヴォのユースで育成されトップデビュー。
’16年にコンヤスポル’23年にはベシクタシュ、そして昨季はチャイクル·リゼスポルに貸し出されており、トルコでは二百三十一試合トップリーグに出場している。現在はハルに貸し出されてレギュラーに定着しているがスュペル·リグよりも全体の平均レベルならば英チャンピオンシップの方が上。ウェールズ戦に招集されるのは間違いない。そしてこのアイルランド戦でクルニッチ、ハジアフメトヴィッチと中盤なトリオを構成した新鋭ベンヤミン·タヒロヴィッチ:Benjamin Tahirović【2003年3月3日生】はストックホルム近郊のスポンガ出身。母国を離れASロ-マのユースを経てセリエAデビュー。アヤックスから現所属のブレンビ-へと移籍して早一年。両親の祖国で暮らしたことはなくても代表はズマイェヴィを選択している。中盤でもう一人気になったのは、アイスランド戦で途中出場したゴイコ·ツィミロット:Gojko Cimirot【1992年12月19日生】。
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クロアチアのドゥブロヴニクから二十四キロしか離れていないスルプスカ共和国最南端のトレビニェ出身。’18年にギリシャのPAOKテッサロニキからスタンダール·リエ-ジュへ。ベルギーで五年間、その後サウジアラビアのアル·フェイハで二年間プレーして今季は古巣のFKサラエヴォに帰還してプレー。三十三歳を迎え残りのキャリアは母国リ-グ発展への貢献にあてる。代表でのラストマッチは一昨年プレーオフのウクライナ戦だった。今更ではあるが、プレーオフで対戦する相手国がよりによってウクライナ代表になるとは。現在のウクライナ国民の心情を身に染みて誰よりも同情しているのは紛争で都市包囲を経験したボスニア·ヘルツェゴヴィナの民である事は想像に難くない。