Foot ball Drunker 〔6〕visiting 『Stadio Renato Dall’Ara 』ボローニャ/ イタリア


◆◆◆◆

17年にインテルからボローニャに移籍、5シーズンを過ごしたパラッシオも昨年現役を引退。一方19年に加わり昨シーズンで契約を満了したメデル。今季のフィールドはリオデジャネイロ(ヴァスコ・ダ・ガマ所属)に決定。もう一花咲かす気満々。

昨季トルコのアンカラギュジュで主将章を巻いたウロシュ・ラダコヴィッチ【Uroš Radaković 1994年3月31日生】。
元セルビアU21代表のセンターバック。写真は2015-2018まで在籍したシグマ・オロモウツのウェア姿。


◆◆◆◆

2012年母国から18歳でボローニャへ。リーグ戦ではベンチ入りすら厳しい中で、11月28日イタリア杯リボリノ戦でレナート・ダッラーラ・デビュー、結果はスタメンフル出場で1-0勝利に貢献し確かな足跡を残した。翌月19日はナポリとのアウェイ戦。この年セリエA2位のマッツァーリ率いるナポリが、アディショナルタイムにゴールを許してしまうどんでん返し。劇的な逆転勝利にフル出場のラダコヴィッチも歓喜の輪に加わった。

年明け1月15日の準々決勝、舞台はサンシーロ。ベストメンバーで挑み延長の末ネッラズーリに敗退。ベローナ戦で10分急造GKを務めたロドリゴ・パラッシオは本職復帰、途中出場で得点を決めている。

モスクワに招かれモスクワを去る旧ユーゴの蹴球人達

さて、セルビア人のセンターバックと前述のクロアチア人セントラルミッドフィルダーには共通点がある。


◆◆◆◆

この二人は共にウクライナ侵攻以前はロシアンプレミアリーガー。モロは現在もディナモ・モスクワからボーロニャへのレンタル契約。2019年のスパルタク・モスクワ戦でラダコヴィッチを撮影した下写真。


◆◆◆◆

この二人に限らず多くの外国籍プレーヤーが去り、独裁者プーチンの暴挙は欧州フットボール界にも大きな暗い影を落とした。

結びの写真はスパルタク·スタジアムのプレスルームでほっと一息。


◆◆◆◆