143〗Stade Saint-Symphorien / メス

下写真はFCメスのファンショップ。クラブのロゴはカタカナの「キ」にみ見えるがキッシュのキではない。2021年からこのデザインが採用されており、新しいタイプのロレ-ヌ十字は以前よりも太く、上下に切り込みを入れて先端を尖らせた。赤褐色を基調とするからクラブの愛称もLes Grenats:ガ-ネッツ。
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第百四十三話はFCメスの本拠地スタッド·サン=サンフォリアン。収容人数は約28,700人と代表戦も行われた規模。1932年に二つのクラブが合併してFCメスが創立。二次大戦中はFVメスとしてドイツのトップリーグに所属。構造的な損傷は最小限ながら’44年ドイツ軍撤退の際、一時的な浸水で閉鎖されていた。終戦後の修復作業は迅速に行われ、’45年にはホームゲームを再開している。モ-ゼル川に架かるサン=シンフォリアン橋を渡ると左方向にこんな感じで見えてきた。
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メスまで来ればルクセンブルクは目と鼻の先、その距離は六十キロ。日本の首都圏ならば浦和から横浜よりも近い。ルクセンブルク国籍では、初となるJリーガーとして話題を集めたジェルソン·ロドリゲス:Gerson Rodrigues【1995年6月20日生】。2019年にジュビロ磐田に完全移籍して活躍したが、違約金を払ってでも獲得を申し出たのは、ウクライナのFCディナモ·キーウ。
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半年で日本を去ったが中学年代2006年からの三年間は、メスユースで鍛えられたストライカー。24年には中国のクラブに貸し出され、今季はタイ一部リ-グのカンチャナブリ·パワーFCに所属。既に退団しており新シ-ズンは欧州への復帰が予想される。
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あの日あの時は■2026年4月19日リ-グアン第三十節FCメス対パリFC。メスが1-3で敗れた試合を取り上げるのは、マカロン発祥の話しとは関係ない。この記憶に新しい先月の試合で、一人の選手の記録に注目した。’17年FIFAワ-ルドカップロシア大会欧州予選からジョ-ジア代表のエ-スストライカーに名乗りを挙げ、昨秋(11月)北中米大会予選のスペイン戦、ブルガリア戦も出場しキャップ数を四十二に伸ばしたギオルギ·クヴィリタイア:Giorgi Kvilitaia【1993年10月1日生】。
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間もなく百五十話を迎えるこの連載でジョ-ジア国籍の選手の写真は今回初めての気がする。国外でのプレーはハンガリーのジェ-ルETOを皮切りに、2016年にオーストリアのラピッド·ウィーン、2018年にベルギーのゲントでプレー、その後キプロスへと移りアノルソシス·ファマグスタ、APOEL、昨季はアリス·リマソルと同国の強豪を渡り歩いた。写真はAPOEL所属時、古巣アノルソシス戦で左腕に主将章を巻いたクヴィリタイアの勇姿。
さて、パリFC戦はスタメンワントップの現セネガル代表アビブ·ディアロ:Habib Diallo【1995年6月18日生】が、前半一点ビハインドで負傷退場と立ち込める暗雲。それを払ったのが代わってピッチに入ったクヴィタリア。
いきなり右足で同点ゴ-ルを放ち一度は流れを引き寄せたのだが。この自身クラブでの通算百五十得点目が欧州五大リ-グでの
初得点となった。サッカーでは悲願のメジャー大会初出場をEURO2024で果たすとベスト16まで勝ち残り健闘したジョ-ジア。甕を地中に埋めてブドウを発酵·熟成させる伝統的な製法がユネスコ無形文化遺産にも登録されている最古のワイン大国。逆にジョ-ジアと言われてもワイン以外は何も頭に浮かばない。
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