ところでリオ·アヴェELプレーオフの歴史には伝説の一戦があるのをのをご存じだろうか。2020-21シーズンはマンチェスターシティから食野亮太郎:Ryotaro Meshino【1998年6月18日生】が貸し出されEL予選三回戦のベシクタシュ戦に途中出場。PK戦の末に、トルコの黒鷲を下し本選まで後一歩のところまで勝ち上がった。最後の関門は何とACミラン。都市人口百四十万人のミラノに対しヴィラドコンテ八万人。但し感染症拡大で無観客開催だからそんなことは関係ない。訪問時にも驚いたのは北ポルトガルの昼と夜の気温差。10月とはいえ雨天強風にオレンジ色のマスクと防寒着姿がピッチサイドで並ぶ映像。
◇◇◇◇◇

◆◆◆◆◆
あの日あの時は■2021年10月1日UEFAヨ-ロッパリ-グ予選リオ·アヴェ対ACミラン。ミラン一点リードで迎えた後半20分、リオ·アヴェはチコ·ジェラルディス:Chico Geraldes【1995年4月18日生】を投入。すると七分後左脚を振り抜き強烈なシュートをネットに突き刺した同点に追いつく。延長戦は互いに一点を奪いPK戦で雌雄を決する流れ。ミランの一人目が成功。ジェラルディスもゴールキーパーが飛んだ逆方向に右足で決めて追いつくリオ·アヴェ。そこから結局計二十四人のキッカーを要した長いPK戦。ロッソネロが凱歌を揚げるのだがリオアヴェは三度の勝機を逃したことになる。特に十一人目が二度目となるジェラルディス。先程とは逆に飛んだキーパーを確認して反対方向に力強く蹴ったボールは左ポストを直撃して痛恨の失敗に。ちなみにこの日のPKは二回とも右足で蹴っているが利き足は左右両方。スポルティングCPから期限付移籍の2017-18シーズンは写真の十二番。リスボン出身スポルティングユースで磨かれU18から世代別のポルトガル代表に選ばれてきた。そしてブルーノ·フェルナンデス:Bruno Fernandes【1994年9月8日生】と挑んだ2017年のUEFA-U21欧州選手権予選ではハンガリー戦で2アシストを記録している。翌年の本大会は主将のフェルナンデスが十番、出番はなかったもののジェラルディスは八番のユニフォームが渡されていた。これまでブラジル、UAE 豪州、マレーシアでプレーしており先月から、韓国二部でプレーしていると聞いても驚きはしない。
◇◇◇◇◇

◆◆◆◆◆
90年代日本テレビ制作の人気番組「進め!電波少年」の目玉企画となったアポなし突撃は、進ぬ!電波少年へと引き継がれる。アポ無しでもリオ·アヴェの広報から撮影の許可が下り、無事スタジアム内でビブスと許可証を受け取る。更にホワイトレプリカをプレゼントすると言われたら、有難過ぎて遠慮しそうになるのは日本人だからか。郷に入ればだから素直に受け取り感謝感激、塞翁が馬。カバー写真で女子高生に着せたのがその品。後にも先にも取材に行ってお土産の品を受け取ったことなどこのリオアヴェ以外にはない。追い風を受け帆がいっぱいに膨らむ様子から、物事が順調に進むことを表す順風満帆。しかし帆船は帆を斜めに張ったり、複数の帆の角度を変える工夫をすることにより、向かい風でも前に進ぬ、···もとい《進む》から凄い。
◇◇◇◇◇