2015年欧州文化首都のピルゼンに注目
2015年の欧州文化首都にはプルゼニとベルギーのモンスが選ばれた。政治的、軍事的、経済的な利害関係が絡みあう複数の国家を法律や規約で縛るだけでは真の統合はあり得ない。強く結ばれる為には文化行政府の在り方が重要になると考え創設されたのが持ち回りの欧州文化首都。
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三十九歳のホルヴィは14-15シーズンをもってスパイクを脱ぐとピルゼンでコ-チを二年間務める。記憶と記録に残る偉大なプレーヤーであり、飾らない人柄で幅広い層のファンから愛された彼は、地元を代表する著名人と肩を並べ欧州文化首都の公式サイトでメッセージを発信している。文化芸術系の企画にスポーツ選手が首を突っ込むのは珍しいが「今日ではサッカーは単なるスポーツではありません。今や世界中の人々に強い影響を与える文化的なイベントに位置付けられています・・・」とコメント。欧州西端のリスボンから東方イスタンブール、そしてアジアでもプレーし見聞を広めたホルヴィがピルゼンの文化都市としての豊富な国際文化資源を推薦するのだから説得力抜群。ホルヴィの長く輝かしい現役生活は、時にほろ苦くもより味わい深いものとなった。’20年3月にセカンドチ-ムの監督を退任して僅か一年二ヶ月で再びトップチ-ムのコ-チに復帰したピルゼン愛。現在は三部のクラブの指揮を執るホルヴィ。できることならばキングが現役の間に懐かしのツ-ショットを見せてほしいのだが。〖第百三十九話了〗
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⏹️写真/テキスト:横澤悦孝 ⏹️モデル:momoka