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サンフレッチェ広島との出合い〜欧州式の組織サッカーとそれを支えた未来の名将列伝

 1993年に開幕したJリーグ。当時は小学生だった大阪出身の筆者は小学校から帰宅すると靴を脱がずにランドセルを玄関に置き、近所の空き地で数人の友人と野球を楽しむ野球少年だった。しかし、初めてJリーグ観戦を経てからはサッカー少年になっていった。当時の日本代表のエースで、ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ1969)所属のカズことFW三浦知良(現・横浜FC)に憧れ、母親とスーパーに買い物に行く際にもボールなしでシザース(ボールを跨ぐフェイント)をしているような痛い気な日々は、いつしか当時は関西唯一のJクラブであったG大阪のMF磯貝のようなスルーパスを出す事にも関心が拡がっていった。