こうしたリスクを無くすには、バルセロナのように攻撃で相手を圧倒するのがベストだ。仮にアウェイゴールを奪われたとしても、バルセロナほどの攻撃力があれば2試合の合計点で充分に勝つことが出来る。失点を恐れる必要が無いほどの攻撃力が彼らにはあるのだ。
しかし今のサッカー界で、いかなる相手をもねじ伏せる攻撃力を有しているのはバルセロナくらいのものだ。つまり常に攻撃的に戦えるのは彼らだけという事になる。アーセナルやマンCといったチームがホーム・アウェイ関係なく攻撃的に振る舞うのは賢い選択とは思えない。
モウリーニョはそれを理解しており、彼は如何なる相手にもリスペクトを忘れない。スタンスは消極的でも、そこには必ず勝利を手繰り寄せるという勝利至上主義が存在するのだ。攻撃的に振る舞えるのは王者のみ、そしてCLの世界ではバルセロナだけという真理をモウリーニョは体現している。